BiSとZOCが、11月3日スプリットシングル「割礼GIRL/BEGGiNG」を発売、それに伴い11月に東名阪Zepp対バンツアー「BiS×ZOC presents We are BZ tour」を開催することをタワーレコード渋谷店で緊急解禁した。

 4日タワーレコード渋谷店開店と同時に、BiSとZOCがスプリットシングル発売と、東名阪Zepp対バンツアーの開催を行うことが店内ポスター・店外街頭ビジョンによって事前告知なしに突如解禁され、店舗内の一部フロアでは今作に収録されるZOCがカバーしたBiS代表曲「STUPiD」とBiSがカバーしたZOC代表曲「family name」の音源の一部が店内BGMで放送された。

 BiSがカバーをした「family name」は松隈ケンタ率いるSCRAMBLESがアレンジを担当。

 疾走感を感じさせながらエモーショナルなストリングス含めたバンドサウンドになっている。
一方、ZOCがカバーした「STUPiD」はヒダカトオル(THE STARBEMS)が主なアレンジを行い、「DON’T TRUST TEENAGER」と同様にスタジオで大森靖子率いるバンド“シンガイアズ“のメンバーピエール中野(凛として時雨)、えらめぐみ(the MADRAS)、カメダタク(オワリカラ, YOMOYA)そして大森靖子と最終的な楽曲のアレンジを練り作りあげられた。

 今作は上記2曲のほか、BiSのサウンドプロデューサーを務める松隈ケンタが作曲、渡辺淳之介と松隈ケンタが作詞を共作し、ZOCが歌唱する「BEGGiNG」と、ZOCのプロデューサー兼メンバーの大森靖子が作詞・作曲、大久保薫によりアレンジが施された「割礼GIRL」をBiSが歌唱する新曲が2曲も収録される。

 お互いのプロデューサーを入れ替え、楽曲を提供しあうという前代未聞のコラボレーションが行われた。

 また、WACK所属のアーティストの衣装を手がけるSotobayashi KentaがZOCの衣装制作を担当。

 BiSが纏っている衣装は大森靖子がスタイリングとデザインを考案、制作を高円寺の服屋はやとちりのオーナーごっちゃんが行った。トギーのTシャツはプリントアーティストJUN ARAYAがプリントをしている。

 今回BiSとZOCの共演のきっかけとなったのは、今年7月12日タワーレコード渋谷店にて行われた合同リリースイベント。当初BiSのMajor 2nd SG「TOUCH ME / LOVE」とZOCのMajor 1st AL「PvP」のリリースイベントがそれぞれで開催される予定だったが、同日同会場にてダブルブッキングが判明、急遽話し合いが行われ合同開催されることが決定となっていた。

渡辺淳之介コメント

大森靖子プロデュースのBiS
そしてWACKプロデュースのZOC
やってみたかったことができて嬉しいです。
ぼくがマネージャーだったらこうするかなっていう
ZOCを表現させてもらいました。
楽しんでもらえたら嬉しいです。

大森靖子 コメント

 楽曲も衣装もプロデューサーもぜーんぶ交換!大真面目に遊ばせて頂いております。

 「割礼GIRL」ではクロスプロデュースということで、BiSちゃんをもっとかわいく、もっと主体的なパンクガールに大森プロデュースしました。一緒に渡辺淳之介さんを割礼しちゃいましょう□(□は白抜きハートマーク)

 「BEGGiNG」松隈さんプロデュース曲を歌わせていただき、勉強になりました。

 「STUPiD」はライブハウスで成り上がってきた人間として、バンドでしっかり音を鳴らしてBiS楽曲カバーさせていただきました。

 「family name」どんな人生を見せていただけるか楽しみにしています。

 ダブルブッキングがきっかけとなり実現された今回のBiSとZOCの共演、どんな新曲なのか、ツアーでは何が行われるのか、今後の情報も楽しみにしていよう。

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