玉城ティナ『キン肉マン THE LOST LEGEND』でミート君役「ドキドキ」
ウォーズマン・眞栄田の頼もしい味方
玉城ティナが、『キン肉マン』(ゆでたまご作/集英社刊)の実写映画化にまつわる「謎」を追う俳優たちの奮闘を描いた、眞栄田郷敦主演のドキュメンタリードラマ『キン肉マン THE LOST LEGEND』(WOWOW、10月8日よる11・30から放送・配信スタート)でミート君を演じることが決まった。
俳優としてのみならず、細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」では自身初のアニメーション声優に挑戦するなど、活躍の幅を広げる玉城が本作で挑戦するのは、劇中の「キン肉マン」実写映画でミート君役にキャスティングされ、ウォーズマン役の眞栄田とともに「キン肉マン」実写化にまつわる不可思議な現象を追い求めていく役どころだ。
漫画「キン肉マン」では主人公のキン肉マンを支えるしっかり者のお目付け役として登場するミート君だが、本作ではウォーズマン・眞栄田の頼もしい味方として登場することとなる。クールなイメージでスタイル抜群、モデルとしても活躍する玉城が、小さくてコロコロとしたかわいい原作イメージのミート君をどう演じるのか、注目だ。
玉城ティナ:コメント
――本作への意気込みと、ドキュメンタリードラマというジャンルの難しさ、やりがい
初めてのことがたくさんありました。キン肉マンという作品をどうドキュメンタリードラマにするのか、実際に撮影に入るまで想像ができませんでしたし、玉城ティナがミート君ってどういうこと?という出るであろう声と同じ気持ちでした。すべて撮影が終わってみて、今、こんなにいっぺんにさまざまな能力が試される現場は初めてでしたし、さらけ出したのも初めてのような気がしています。監督、キャスト、スタッフ全員で決まってない事柄の道筋を全力で探す作業が楽しかったです。キン肉マンというすてきな、誰もが知っている作品で、新しいことができて、創作は素晴らしいなとあらためて思うことができました。
――主演・眞栄田郷敦さんの印象
実際の初対面の場面もカメラに収まっていますし、反応もそこに詰め込まれているのですが、郷敦さんの表情がどんどん変わっていくのを隣で見ることができてうれしかったです。真っすぐすぎてキラキラで、眩しかった印象です。私は気になったことや疑問はすぐになくした方が、このドラマのやり方だと進めやすいと思ったので、郷敦さんや共演者の方にもいろいろ質問をしながら撮影をしていました。リアルもフェイクも関係なく、本当の気持ちをさらけ出してくれて、私も安心して飛び込むことができました。ありがとうございます。
――国民的人気漫画「キン肉マン」、演じる「ミート君」への思い
初めて聞いた時、「ミート君、私? え、ちょっと似てない?」と思いました。そのくらい自分の中で違和感はなかったです。キャラクターのせりふ、佇まいにうそがなくてかわいくて一生懸命で、かっこいいなあと。お話が決まってから原作をきちんと読ませていただいて、例のミート君が、、〇〇裂きになってしまう場面はもう涙が出てきてしまうくらい、ミート君を応援してましたし、いじらしくて。私に出来ることはあまりないとは思ったのですが、玉城ティナならこうする、ということを念頭に置いてやり切りました。
――自身が撮り下ろした「MUSCLEMAN」ティザーポスターの撮影エピソード
二人をカッコよく撮ろう! 魅力がフィルムにそのまま映ったらいいな、と思って撮りました。現像したデータをスタッフさんと一緒に見て、キャッチコピーの位置や、サイズまで私も意見を言わせてもらったり。その時着ているパンダのTシャツもお気に入りです。
――視聴者の皆様へメッセージ
ドキドキしています。どういう風に皆さんに届くか、分からないですし、どう受け取っていただいても構わない作品だと思います。カメラ前で振り回されていた私と同じように、その場の空気感だったり、テンポだったりを楽しんでくれたらうれしいです。意外と真面目にやってます! よろしくお願いします。