Panorama Panama Town、TENDOUJIと対バン「全力でやっていることに誇りを持ちたい」
『Daydream Night Club』
Panorama Panama Town(撮影=元)
Panorama Panama Townが、7月2日に自身がずっと一緒にやりたかったというTENDOUJIとの対バンイベント『Daydream Night Club』を渋谷CLUB QUATTROで開催した。
まだ大阪公演を残しているため、詳細は語ることができないのだが、この日のPanorama Panama Townのライブは一本の青春映画を見終わったような懐かしさや愛おしさが感じられ、最後の曲が終わっても余韻が残り続けるような素敵なライブだった。
<エンドロール 縋りついて>という歌詞から始まる“Sad Good Night”で幕は開け、ギターのフレーズが印象的で、体を揺らしながら拳を高く上げるお客さんが目立つ“Rodeo”へ。途中新曲も初披露され、「出てくれたTENDOUJIへ愛を込めて」と、TENDOUJIの”YEAH-SONG”のカバーも演奏。Panorama Panama Townのライブには欠かせないであろう“MOMO”ではミラーボールが輝き一気に多幸感が溢れ、不器用ながらもまっすぐに進む人の背中を押すであろう、“SO YOUNG”も歌われた。
MCでは、「ライブやバンドをしている時のワクワクする気持ちや、なんでもできるんじゃないかという気持ちを分かち合いたくて、"Daydream Night Club"というタイトルをつけた」と話した岩渕(Vo,Gt)は、音楽やライブが不要と言われてしまうこともある昨今の状況に対して、「どんだけ時代は変わっても、風向きが変わっても、人によっては必要のないものを全力でやっていることに誇りを持ちたいし、そういうものが無くなって欲しくない」とありのままの思いを伝えた。
本編最後に演奏されたのは“Strange Days”。7月17日からFODにて配信開始するドラマ「ギヴン」の主題歌で、書き下ろしの楽曲となっている。優しい光がゆっくりと差し込むようなイントロから始まる本楽曲は、最後の曲でありながらも物語の始まりを感じさせ、Panorama Panama Townがこれからどんな景色を見せてくれるのか、思わず想像してワクワクしてしまう。いつか、“Sad Good Night”や“Rodeo”を、お客さんみんなで歌える日へ想いを馳せながら、本編は終了した。
8月8日(パノパナの日)に『”0808” REQUEST ONE-MAN LIVE & ??? 』という、投票順位を元に当日のセットリストを作成する自主企画イベントの開催も発表。サブタイトル「???」は後日発表となる。










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