舞台挨拶に登壇した浮所飛貴。愛嬌のある笑顔と花束

 浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、白石聖、板垣瑞生、原菜乃華が5日、都内で行われた映画『胸が鳴るのは君のせい』公開記念舞台挨拶に出席した。観客を入れての舞台挨拶は本作では初。映画初主演を務めた浮所はこの日を迎えられたことを「本当に嬉しい」と喜び、感謝した。

 転校生の有馬隼人と、有馬を想い続ける篠原つかさが繰り広げる、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。

 有馬を演じる浮所は、冒頭の挨拶で自身の役柄を噛んでしまうものの、愛嬌のある笑みで乗り切った。有観客での舞台挨拶はこの日が初めて。目の前の観客に感慨深い表情を浮かべる浮所も、登壇前に感極まったことを明かし、白石が述べている間も、言葉には発さないものの口の動きで「ありがとうございます」と感謝を伝えた。

花束の匂いをかぐ浮所飛貴

 本作では不意打ちの胸キュンがたくさん詰め込まれていることから、自身が感じたドキドキしたことを明かすことに。浮所はきょうの朝、板垣に「おはよう、宜しくね」とメールしたところ、変な改行を使い「たのしんでいこう」と返って来たという。これに板垣は「真っすぐに返すのは恥ずかしくて」と照れ笑い。それでも浮所は「爽やかで、心強くさせてもらいました。キュンキュンしました」とそのメールから力をもらったことを明かした。

 この日は、監督からそれぞれのカラーの花束が贈られた。「すごく綺麗ですし、いい匂いがする」と花に顔を近づけた浮所は改めて、監督、キャスト、スタッフに感謝の思いを伝え「暗いニュースが日々流れている世の中ですが、この映画によって、日本がちょっとでも明るくなったり、ニコニコできて、終わった後に幸せ感が得られると思います」と伝えた。

浮所飛貴。舞台挨拶の去り際まで観客に手を振っていた

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