劇伴作家・澤野弘之のボーカルプロジェクト・SawanoHiroyuki[nZk]が、TVアニメ「86―エイティシックス―」エンディングテーマの『Avid』のMVを29日、公開した。

 アニメ・ドラマ・映画で流れる伴奏音楽、“劇伴”を中心に活動する作曲家・澤野弘之。『進撃の巨人』『機動戦士ガンダムUC』『プロメア』など数々の大ヒットアニメ作品の音楽を担当している。

 昨年『進撃の巨人』のサウンドトラックを組曲にしレコーディング・撮影したミュージックビデオをYouTubeに公開し、5月28日時点で再生回数が1,300万回を突破、1万6千件以上のコメントが寄せられており、コメント欄は日本語以上に英語等の外国語のコメントが多数見受けられている。そして中国の動画共有サイト「bilibili」ではチャンネル登録者数が129万人となっており、2019年には上海のメルセデスベンツアリーナにて単独公演を行い、1万人超を動員するなどグローバルに活躍している。

 そんな澤野弘之は2014年よりアーティスト活動でもあるボーカルプロジェクト、SawanoHiroyuki[nZk](読み:サワノヒロユキヌジーク)を展開しており、来月6月9日に10枚目のシングル『Avid/Hands Up to the Sky』をリリースする。このニューシングルは現在放送中のTVアニメ「86―エイティシックス―」のWエンディングテーマ、『Avid』と『Hands Up to the Sky』の両A面シングルとなっており、アニメのストーリーによって放送されるエンディングテーマが変わるという仕掛けが話題を集めている。

 そして29日、新曲『Avid』のミュージックビデオがYouTubeで公開された。本ミュージックビデオには、TVアニメ「86―エイティシックス―」にて主人公シンエイ・ノウゼン役を担当する声優・千葉翔也が出演。冒頭のナレーションに加えて、“謎の女性を見守る青年”として登場している。

千葉翔也

 ミュージックビデオには、澤野弘之と『Avid』のボーカル・mizuki(from UNIDOTS)も出演。謎の女性・それを見守る青年・そして街を俯瞰する2人…楽曲に合わせて謎を呼ぶ世界観が展開されていく映像となっている。

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