【写真】倖田來未が51公演ツアーを映像化(2014年10月8日)

51公演にもわたった倖田來未のロングツアーの映像作品「Koda Kumi Hall Tour 2014 ~Bon Voyage~」

 歌手の倖田來未(31)による51公演に渡るロングランツアー『Koda Kumi Hall Tour 2014 ~Bon Voyage~』の模様を収録した2枚組映像作品(DVDとブルーレイ)が8日発売された。来年デビュー15周年を迎える倖田。華々しくこの年を迎えるためにも今年は極めて重要だったと語った彼女が挑んだ今回のツアー。今回の映像作品ではその舞台裏までを記録。倖田がライブに懸ける思いが作品を通じてひしひしと伝わってくる。

 今回のツアーは、倖田來未“船長”率いる豪華客船「Bon Voyage」号の航海をテーマにしたストーリー仕立ての公演。ライブ本編に加え、全国に密着したメイキング映像、特典映像を約50分、ライブ裏側トーク(副音声)も収録。

 完璧なステージが完成するまで、そして裏側で起きていた出来事等を倖田自身が解説。ライブ本編を楽しんだ後に、副音声で2回目を見てみると更にライブの面白みが増すという何度でも楽しめる作品だ。

 そして、ツアー初日から追いかけ続けた貴重なドキュメント映像もある。映像では倖田自身が撮影した“自分撮り”のシーンも。ツアー中、彼女は何を感じ、何を想っているのかを感じることができるレア映像だ。ツアーの夜はその日の本番の映像チェックを必ず行うというストイックかつ、妥協を許さない姿勢も垣間見せる。

ファンとの絆で駆け抜けた14年目ツアー

 倖田のファンの中には「1曲1曲に励まされ、たくさんの愛と感動をくれる。たくさんのものを与えてくれるからこそ、私たちも何かしてあげたいって思う。倖田來未がいたからこそ出会えた人もいた。倖田來未を好きで良かったって心から思う」と語っている人もいるようだ。

 その言葉が示すように、彼女のツアーではファンからのサプライズが各所に仕掛けられている。このようにファンとインタラクティブな関係を築きあげているアーティストはそう多くはない。

 倖田はこうも語っている。

 ――15周年は私にとって大きな区切りの年、そのために14年目をどう過ごすかが大事だなって思ったんです。デビュー当時はただ“歌いたい”という一心でがむしゃらに走り続けていたけれど、その想いが“歌で感動を届けたい”という想いにも変化していった。それはファンの皆がいろんな声を届けてくれるから。ファンの皆がいるからこそ頑張れる私がいる。皆の声が力を、たくさんの愛をくれるんです――。

 笑いあり、涙ありのツアーのラストには、彼女が一番伝えたかったことが描かれている。「これまで出会った人々に、そしてこれから出会う人々に、喜びと感動を与えるため、Bon Voyage号は次の世界へと旅を続けて行く。これからも皆さんと一緒に良い旅をおくれますように…Bon Voyage」(倖田)。

 “航海”の記録は伝記ならぬ映像作品として残されていく。

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【写真】倖田來未が51公演ツアーを映像化(2014年10月8日)

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