音楽
布袋寅泰「祝うよりも今の自分の姿が出たらいい」記念本発売に寄せ
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発売された「布袋寅泰ぴあ」の中面写真カット・布袋寅泰(C)ぴあ/皆川 聡
ロックギタリスト布袋寅泰(52)の今を語り尽くしたムック本『布袋寅泰ぴあ』(発行・販売=ぴあ、販売価格=1620円)が9月30日に発売された。布袋の音楽に対する変化、そして今後の方向性を語り尽くしたロングインタビューに始まり、布袋と近し関係者による“布袋論”、そしてプロデューサー亀田誠治(50)との音楽対談など、布袋の姿を通して今昔・未来の音楽シーンが浮かび上がってくる1冊となっている。
この書は、布袋のソロデビュー25周年、そして50歳の節目を飾る記念本の位置づけでもある。書の発売に当たっては布袋がぴあ編集部宛てに寄稿文を寄せている。それを以下に紹介したい。
布袋寅泰 寄稿文
――2014年はソロ活動をスタートさせたGUITARHYTHMから25周年。
この「布袋寅泰ぴあ」も、アニバーサリーイヤーということで出版されるが、2年前に移住したロンドンでの毎日が、いまの自分の全てだ。
バンドをはじめたときと同じ気持ちで、新たな音楽活動に挑み、この夏は、ひとりでも多くの人に自分の音楽を聴いてもらうため、音楽フェスにも積極的に参加し、新たな作品も海外のスタッフと真剣勝負した。
アニバーサリーを祝うことよりも、今の自分の姿が出たらいい。
守るべき精神と、更新してきた自分が感じられる本に、なったと思う――。