ラスアイ西村歩乃果の潔さに、ROLAND「等身大で勝負できるのは素敵だ」
「君は何キャラット?」発売記念イベント
ラストアイドルが28日、オンラインで10thシングル「君は何キャラット?」の発売記念イベントを開催。ゲストで登場したROLANDから「等身大で勝負できるのは素敵なこと。何かあったら相談に乗る」と後ろ盾を得た。
新曲「君は何キャラット?」は、インド古典舞踊がベースのボリウッドダンスの要素を振りに取り入れた。これまで“歩く芸術”などに挑戦してきたラストアイドルが「笑顔」で臨む挑戦曲。センターは西村歩乃果だ。
その新曲で幕開けを飾った。ボリウッドダンス特有の動きや笑顔、そして彼女たちがこれまでに培ってきたキレと息の合ったフォーメンションを見せる。蓄積されたスキルと経験が新曲にも表れた形だ。
その後、ファン投票によって選ばれたユニット「オレトクナイン」がカップリング曲「瞳キラキラ」を初披露。
奥村優希は「この曲は皆さんから頂いた宝物」、鈴木遥夏は「感謝の気持ちで一杯」、小澤愛実は「幸せ」、高橋みのりは「有難うの気持ちを込めた」と感謝。MV撮影は「寒かった」という町田穂花、出演の猫は監督お気に入りだったと明かす橋本桃呼。それぞれが思いを語った。
節目をお祭り気分で
話題は新曲「君は何キャラット?」について。
本作の表題曲はメンバー全員参加。なかでもセンターを選ぶ「ヒロイン決定戦」で、ボリウッドダンスの指導者・関本恵子氏と視聴者投票で、畑美紗起、西村歩乃果、小澤愛実、間島和奏、鈴木遥夏、阿部菜々実、大森莉緒の7人が上位に選ばれ、うちの西村がヒロイン、いわゆるセンターに選出されている。
これまで何度もセンターを務めてきた阿部菜々実は「1stシングルから1枚1枚が思い出。(節目の)10枚目は全員参加のシングルでこのご時世ですがお祭りのような曲で迎えられて嬉しい」と晴れやかな表情。
久々の上位組となった鈴木は「デビュー当時からいろんなことを経験していますが、全員シングルで発売日を全員で迎えられて嬉しい」、大森莉緒はこれまでと異なる曲調に「ワクワクしていた」。
またダンスについて小澤は「本当に楽しい」。大森によると間奏で円を作るがそれぞれ振りが違うという。振りを付けたakanes氏による高い難易度はこの曲でも健在で、小澤は「進行方向が見れないのでメンバーを信じないといけない」と明かした。“歩く芸術”で培われたものがここでも発揮されているといえそうだ。
また、明るく振舞うため、本場インドのダンスを映像で見たという鈴木は「女性の目を意識しました」と明かした。
本作でセンターを務めた西村は「選ばれた時は(私で)いいのかなって思ったけど、自分らしくやろうと。そこからは(プレッシャーから解放されて)自由にできました」と心境を語った。
MVでは冠番組『ラスアイ、よろしく!』でMCを務める霜降り明星のせいやが参加。間島和奏は「撮影現場に馬がいたのが衝撃!せいやさんも出演して、お祭り騒ぎな感じで楽しかった」、畑は「楽しくてみんな笑顔だった」
その霜降り明星の2人からはビデオメッセージが寄せられた。せいやは「このダンスめちゃくちゃしんどい」とその大変さを明かした。
ROLANDの後ろ盾
この日は、新曲に込められたメッセージが「誰もがダイヤモンドの原石。輝る部分があるから自分に信じよう」という趣旨のため、「もっと輝いてもらうために」と教えを乞うため、ROLANDをゲストに招いた。
ROLANDを前に興奮気味の面々。阿部は「実在しているんだ!」、大森は「同じ人間とは思えないぐらい眩しい!」
霜降り明星の2人とは同い年で刺激を受けているというROLAND。MVを見た感想を「せいやが芸人よりも向いているんじゃないかと思うほど楽しそうで、可愛らしいMVになっている」と絶賛した。
そのROLANDを迎えて企画を実施。考えたシチュエーションでROLANDに告白する妄想演技力に挑んだ。これに臨んだのは、長月翠、安田愛里、そして西村歩乃果。ROLANDを上司、先輩と見立てそれぞれが演技。ストレートに告白した長月、安田に対し、文字トリックを使い「I love you」と告白した西村が95点を得て、勝利した。
そのトリックは自身で考えたものかと聞かれた西村は「いやネットです」ときっぱり。その潔さにROLANDは「飾ることなく等身大で勝負できるのは素敵なことだ。アイドル、人前に出る仕事は大変。歌詞にも『鋼のメンタル』と書いてあるが、ダイヤモンドなら傷つかない。辛いことも強くファンの笑顔のために頑張ってほしい。何かあったら相談に乗る」と絶賛した。
ROLANDという後ろ盾を得たメンバーは大喜び。その後は「眩しすぎる流れ星」などを披露。フレッシュさ溢れる笑顔で締めくくった。
セットリスト
1.君は何キャラット?
2.瞳キラキラ
3.バカ丸出し
4.炭酸の泡ほど僕は泣いた
5.Stupidにもなれずに…
6.眩しすぎる流れ星