Jr.EXILE『BATTLE OF TOKYO』本格始動、38人アバター化「凄い再現度」
左からEXILE HIRO、古田彰一、東弘明、片寄涼太、関口メンディー、川村壱馬、吉野北人、世界、砂田将宏(撮影=平吉賢治)
LDHが18日、都内で次世代総合エンターテインメントプロジェクト『BATTLE OF TOKYO』の記者発表会をおこなった。EXILE HIRO、GENERATIONS片寄涼太、関口メンディー、THE RAMPAGE川村壱馬、吉野北人、FANTASTICS世界、BALLISTIK BOYZ砂田将宏が登壇した。
GENERATIONS(7名)、THE RAMPAGE(16名)、FANTASTICS(8名)、BALLISTIK BOYZ(7名)の4グループが集結したJr.EXILE計38名が同時アバター化し、リアルとバーチャルを横断、融合した世界初の「Mixed Reality Entertainment」プロジェクトとして動き出す。
『BATTLE OF TOKYO』はLDH既存のエンターテインメントをそのままバーチャルで表現し、世界に発信するという想いからスタート。
2019年、ENTER THE Jr.EXILEのテーマでJr.EXILE世代のGENERATIONS、THE RAMPAGE、FANTASTICS、BALLISTIK BOYZの4チーム総当りコラボバトルが開幕。6本のコラボバトルMV、コンピレーションアルバム、幕張メッセでの4日間連続ライブを展開し新たな熱狂を生み出した。
そこから約2年に渡って準備を重ね、2021年にBATTLE OF TOKYOプロジェクトが本格始動。舞台となるのは架空の未来都市『超東京』。Jr.EXILE世代メンバー総勢38名が集結。一人一人が自ら創造したキャラクターたちがアバターとなり、MAD JESTERS、ROWDY SHOGUN、Astro9、JIGGY BOYSと4つのチームとなってバトルを繰り広げていく。
これまで音楽やダンスで『TOKYOポップカルチャー』を創造してきたLDHが、最新テクノロジーと日本を代表するスタッフにより、アニメ、ゲーム、ライブ、MV、舞台、AR/VRなど、あらゆるエンターテインメント体験を創造していく。
記者発表会には片寄涼太、関口メンディー、川村壱馬、吉野北人、世界、砂田将宏が登壇。『BATTLE OF TOKYO』始動にあたっての心境として、片寄は「たいへんワクワクしております。楽しみです」、世界は「スタートの第一歩が、ある意味今日だと思っている」と、それぞれ述べた。
それぞれのキャラクターと対面した印象として、吉野は「凄い再現度でクオリティが高い」と、絶賛のコメント。砂田も同じく「再現度にびっくりした」と、その質の高さを讃えた。
担当する声優について関口は、自身を担当する声優とは同い年(“タメ”とも表現する)ということで「タメンディー!」と高らかに声を上げ「すごく親近感があるし、化学反応が生まれたら嬉しいなと思っています」と、続けた。川村は「お名前を拝見した時に豪華すぎてびっくりしています」と、述べた。
そして、6月23日にアルバム『BATTLE OF TOKYO TIME4 Jr.EXILE』のリリースも発表された。内容について片寄は、「各グループの曲も、コラボの楽曲、グループで1曲を歌ったものと、盛りだくさんのアルバム」とコメントし、川村は、「それぞれのグループのカラーが凄く出ていて、でも普段のアーティスト像ではなく『BATTLE OF TOKYO』に寄り添ったテイスト、サウンド」と、それぞれアルバムについて紹介した。
記者発表会の後には質疑応答がおこなわれ、EXILE HIROも登壇した。BATTLE OF TOKYOプロジェクトについてHIROは、「凄いワクワクしています――世界に向けて発信していきたいので、グローバルマーケットに挑戦していきたい」と、意欲を見せた。
「プロジェクトは何割方完成している?」という質問に対してHIROは、「今スタートラインに立った感じかなと思います。本当にクレイジーな構想に、さらになっていくのかなと自分もワクワクしています――今、5%くらいです」と、展望を述べた。【平吉賢治】