グランプリを獲得した寺島さん(中央)準グランプリの千葉さん(左端)

 大手芸能事務所への所属をかけた公開ドラフト会議『DUO presents TGC AUDITION 2021』が18日、都内で行われた。事務所から1巡目に指名されたファイナリストのうち、グランプリには寺島季咲(14)、準グランプリには千葉紀佳(15)が輝いた。

 【写真】グランプリ、準グランプリのランウェイ

 芸能版ドラフト会議として2020年に第1回が開催。モデル、タレント、女優、アーティストを目指す9歳以上の女性で、特定の芸能プロダクションに所属していないアマチュアの方を対象に全国から広く募集。今回は約6400人の中から第一次審査から第三次審査を経て選ばれた31人が最終審査に臨んだ。

 企画に協力する芸能事務所は、生島企画室、エイジアプロモーション、エイベックス・マネジメント、プラチナムプロダクション、プロダクション尾木、ホリプロ。この日の最終審査には各事務所から朝比奈彩、近藤千尋、小室安未、鈴木ゆうか、市川美織、足立梨花が審査員として参加した。

 一巡目で指名し、優先交渉権を獲得したのは、生島企画室とプラチナムプラチナムプロダクション。

 生島企画室は22番の大橋りさ(おおはし・りさ)。朝比奈は「一目見たときに身長が高くてスタイルがとてもいいと思いました。モデルさんの仕事は身長が高い方が洋服をきれいに見せられる。モデルさんや女優さんなどいろんな方面で活躍できると思う」。指名された大橋は「本当にありがとうございます。感激で胸がいっぱい」

 プラチナムプロダクションは30番の熊谷咲良(くまがい・さくら)。鈴木は「スタイルや表情の作り方はもちろん、オーラがあると思った。オーラと輝きが決め手でした」。指名を受けた熊谷は「今まで応援してくれた方に感謝。これからがスタート」

 エイジアプロモーションとエイベックス・マネジメント、ホリプロは25番の寺島季咲(てらしま・きさき)を指名。抽選の結果、ホリプロが引き当てた。足立は「3社が選んだことでも分かる通り輝いていた。私は14歳の時にこんな堂々とできなかった」。指名をを受けた寺島は「今でも信じられない。お礼を言いたい」

 再指名では、エイジアプロモーションが27番の千葉紀佳(ちば・のりか)。近藤は「ステージに出て来た時からずっと笑顔。素敵な笑顔でどんな苦難なことも乗り越えて欲しい」。千葉は「今まで支えて下さった分一生懸命に頑張りたい」

 エイベックス・マネジメントは16番の豊田晴里捺(とよた・せりな)を再指名。小室は「スタイルが良くてすらっとしているのはもちろん、何色にも染まりそうだなと。女優やモデルなど多方面でも活躍できる」。豊田は「びっくりしすぎて言葉が出ない。支えて下さった方や応援して下さった方に感謝」

 第一巡選ばれたファイナリストのうち、グランプリに寺島季咲、準グランプリに千葉紀佳が選ばれた。プレゼンターを務めたMattは「個人がちゃんとプロデュースできるようになって欲しい。沢山の夢が叶うことを期待しています」と祝辞。

 グランプリに輝いた寺島は「努力が報われて良かったです。応援して頂いた方にありがとうを伝えたい」と喜んだ。

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