【写真】つんく♂喉頭がん完全寛解を報告(2014年9月26日)

「喉頭がんが完全寛解した」と報告するつんく♂の公式サイト(キャプチャー画像)

 今年2月に早期喉頭がんが見つかり治療を続けてきたシャ乱Qのボーカルで、音楽プロデューサーのつんく♂(45)が25日、公式サイトを通じてコメントを発表、「癌が完全寛解した」と報告した。完全寛解(かんぜんかいかん)とは医療用語で「症状が落ち着いて安定した状態」をさし、がん治療では「がんが縮小や消失する状態」を意味するという。つんく♂は「恩返し出来れば」と喜びを綴っている。

 この日公開されたつんく♂のコメントによると「放射線治療」と「分子標的薬による化学療法」を併用して約2カ月間集中的な治療を行い、担当医の指導の下に経過観察をしてきたという。治療から6カ月、検査の結果「癌は完全寛解」と診断された。つんく♂はこれを「先生からの嬉しいお言葉を頂きました」と表現している。

 ただ、声はまだ本調子ではないため、テレビなどの出演は控えると説明。更に、歌唱することに関してはまだ時間がかかるとも伝えた。

 治療期間中は創作活動を行っているとも明かしたつんく♂。公開されたコメントでも「体も頭脳もすこぶる元気で、さらに先生からの太鼓判も頂いた今、今後はこの経験を活かし今まで以上『愛のある唯一無二なる仕事』をしていく事で恩返し出来ればと考えております」と本格的な仕事再開へ意欲を示した。

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【写真】つんく♂喉頭がん完全寛解を報告(2014年9月26日)

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