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 シンガーソングライターの瑛人が歌う、実写映画『トムとジェリー』(3月19日公開)日本語吹替版主題歌「ピース オブ ケーク」が解禁となり、人気イラストレーター・パントビスコさんとコラボしたMVが公開された。

 多才だが、お調子者でドジなネコのトムと外見は可愛いもののずる賢くて容赦ないネズミのジェリー。会えばケンカばかりで、常に追いかけっこを繰り広げる最強コンビが実写映画で描かれる。

 本作の日本語吹替版主題歌を書き下ろしたのは、「香水」で社会現象を巻き起こし、同曲のYouTube再生回数は1億回を突破、紅白初出場、TBS「情熱大陸」での密着など、その勢いは増すばかりのシンガーソングライターの瑛人。そんな瑛人が初めて書き下ろした映画の主題歌「ピース オブ ケーク」の音源とコラボMVが解禁となった。

 ケンカばかりだけど実はお互い大切に思っているトムとジェリーのような友人がいるという瑛人よって紡がれた主題歌は、まさに「トムとジェリー」の世界観にぴったりの一曲。

 初解禁となる主題歌「ピース オブ ケーク」は、幸せの象徴としてのひとかけらのケーキ、(piece)と仲良しや平和の(peace)が同音意義であることに着想を得て制作された。

 インタビュー中で瑛人は、あたたかくそして耳に残る印象的なサビのメロディは「友人と音遊びしている際に生まれた」とし、歌詞は「作る時に、トムとジェリーみたいにいつもケンカしてるけど仲が良い、一人の友達をイメージして作りました」「その大切な友達にいつも話してるような感覚で歌詞を作っていきました」と制作秘話を明かしている。

 自分の身近な存在である大切な人に「ひとかけら(ピース オブ ケーク)くらいだったら、自分のすべてを君にあげるよ」という思いを込めたほか、「お互いを思いやって自分たちのペースで楽しくいこう」というメッセージも込められている。

 本作の声優を務めていて、瑛人とも親交のある飯豊まりえは一足先に聞いた楽曲の第一印象を「映画にぴったりだと思いました」と明かし、「映画を見終わった後、エンドロールでこの曲を聴いて、優しい・暖かい気持ちが溢れてきました。以前お仕事でご一緒した瑛人さんの優しいお人柄が表れているなと感じました」とコメントを寄せた。

 今回瑛人にオファーをした配給のワーナー・ブラザース映画は「初めてこの曲を聴いたとき、自然と涙があふれてきました。トムとジェリーの世界感に寄り添ってくれる優しさあふれる歌詞と、聴く人の心も満たすような瑛人さんの声に深く感動しました。映画のエモーショナルさがより際立つような、素敵な曲を提供いただいて心から嬉しく思っています」とコメント。

 また今回の楽曲ではラップに挑戦していることも告白。「ラップは好きだけど、人前で披露するのは初めて」という。

 なお、トムジェリの追いかけっこを中心に楽し気な本編映像がふんだんに使用されたコラボMVの冒頭を飾り、また後半にも登場するイラストは、独特なリズム感と表現でクスッと笑ってしまうテイストがSNS上で話題となり、現在Instagramのフォロワー54万人を超え若者を中心に絶大な人気を誇るイラストレーター・パントビスコさんが手掛けたもの。

 動物たちに囲まれて、のびのびと歌う瑛人さんのイラストが、かわいらしさ満点の「トムとジェリー」の世界観とマッチして、思わず笑顔がこぼれる仕上がりになっている。

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