BALLISTIK BOYZ「エンターテインメントで日本を元気に」音楽で届ける力の源
INTERVIEW

BALLISTIK BOYZ

「エンターテインメントで日本を元気に」音楽で届ける力の源


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:21年02月03日

読了時間:約8分

 7人組ダンス&ボーカルグループのBALLISTIK BOYZ from EXILE TRIBEが2月3日、3rdシングル「Animal」をリリース。EXILE TRIBE初メンバー全員が歌って踊る個性豊かな彼らは、令和元年となる2019年5月にアルバム『BALLISTIK BOYZ』でデビュー。本作の表題曲「Animal」はミニマルなビート上で7人のボーカルとラップが幾重にも掛け合い、心地良いグルーヴとハーモニー、そして歌詞に込められた抑えきれない恋愛感情をエモーショナルに歌い上げられているR&Bソング。本作の話題を中心に進化を遂げるメンバーそれぞれのエネルギー源、各々の音楽に対する想いなどを聞いた。【取材=平吉賢治】

このメンバーだからこその楽曲

「Animal」ジャケ写

――みなさんの本作の推しポイントは?

松井利樹 今までとは全く違うR&Bのミッドバラード、最強だと思います。これまでの中でも一番いいと言い切れるんじゃないかというくらい大好きな楽曲です。

奥田力也 また新しい自分達という点もそうですし、世界観や雰囲気もひとつ大人になった姿を見て頂けるんじゃないかと思っています。

加納嘉将 BPM(テンポ)も遅めで、今までになかった感じの曲なので「こういう曲ほしいよね」とメンバーとも話していたんです。だから「これを待っていた」という感じがあります。

深堀未来 大人っぽい色気のある一面が見られるというのが新しい部分だと思います。MVも、いつもは攻めた振り付けが多いんですけど今回は凄くスタイリッシュで繊細な振りになっているんです。

海沼流星 楽曲自体が格好いいですし、ゆったりとした曲なのでそこは違う視点から楽しんで頂けるのかなと思います。

砂田将宏 凄くキャッチーなサビが推しポイントです。

――日高さんはいかがでしょう? 様々なポイントを挙げて頂きましたが。(※日高竜太の「高」の字は正式には「はしご高」)

日高竜太 みんなと出会えてよかったです。

松井利樹 どこを推してるの(笑)。

日高竜太 このメンバーだからこその楽曲です!

――なるほど、素敵です。レコーディングでは今までと違った点などもあった?

松井利樹 椅子に座ってレコーディングをしました。これまではずっと立ってやっていたんですけど、今回は楽曲の雰囲気的に落ち着いているので。家では座って練習していたので、その状態のまま本番のレコーディングができるようにと。これは今までとは違う点でした。

奥田力也 最初は英語の歌詞でこの曲を聴いたんです。それを日本語詞を加えてくださったのがJAY'EDさんで、やっぱりJAY'EDさんって凄いなと思いました。英語と日本語を上手くミックスしてくださったので、歌っている自分も凄く気持ち良くレコーディングできたので、悔いがないという感じがあります。

加納嘉将 サビが独特というか、勢いがありすぎず、かといって弱々しくならない程度の感じをイメージしていたので、それを理想に近づけていく作業が楽しかったです。今までにない感じのサビだったので、難しかったところもありつつ楽しさもありました。

深堀未来 普段より色気、エロ気を…。

海沼流星 新しい言葉出てきたぞ(笑)。

日高竜太 いいねそれ(笑)。

深堀未来 そのへんを意識して声もウィスパーな感じです。

――ファルセットの部分や繊細なアプローチもありますよね。海沼さんは?

海沼流星 楽曲の世界観がしっかりとしているので、よりそこに自分の声を近くするために、曲に入り込むことを意識しました。あえて部屋を暗くして雰囲気をつくったり、心も落ち着かせた状態で歌ったり、ムード作りから入りました。

砂田将宏 プロデューサーの方に直接ディレクションして頂いたこともあったので、スムーズと感じました。

――みなさんのレコーディング姿を見ていて日高さんはどう思いましたか。

日高竜太 このメンバーでよかったなと思いました。

奥田力也 (笑)。

日高竜太 個人的には声の音色とグルーヴ、聴いていて気持ちよくなってほしいなというみなさんへの想いを意識してこだわりました。それこそウィスパーだったり、息を多めにしたりと、今までよりたくさんの引き出しを使いました。

それぞれのパワーアップ要素

――最近のみなさんの近況として、スキルアップなどのために日々おこなっていることなど、または近頃のルーティーンなどは何かありますか?

松井利樹 先月、中国語検定を受けました。

砂田将宏 何級の受けたの?

松井利樹 4級。6級が一番上なんです。

日高竜太 凄いよね!

――どうして中国語を学ぼうと思ったのでしょうか。

松井利樹 英語とポルトガル語を喋れるメンバーがいるので、僕も何か外国語を身につけてグループの力になれればなという想いと、喋れるようになれたらいいなと思って始めました。

――意欲的ですね。奥田さんは?

奥田力也 僕は野球ゲームをずっとやっていまして(笑)。

海沼流星 野球の知識が一番上がったでしょ(笑)。

――野球がお好きで?

奥田力也 好きです! ちょっと野球をやっていたのもありまして。『プロ野球スピリッツA』というゲームが本当に強くなりました。そういうのもありますけど、自粛期間などは自分自身でレコーディングをしていました。メンバー同士で集まってできなかったので、例えばラップは僕が考えて、未来は歌のメロディを考えてくれたりと。それぞれみんなで1曲を作ろうというのがあったので、そういった部分では音楽に対しての気持ち、自分達から発信するというのはずっと家でもありました。いつか自分達で作った曲などもパフォーマンスできたらいいなと思っています。

加納嘉将 自粛期間中はもともと持っていたギターをまたやり始めました。弾き語りをして録ってみたりしていました。

深堀未来 僕は作曲を頑張りました。パソコンとMIDIキーボード(DTM=デスクトップミュージック制作に特化したキーボード状の打ち込み専用機)でEDMなどを作ったりして、部屋をフェスに変えていました。

日高竜太 一人で(笑)。

――生産的かつ楽しそうですね(笑)。海沼さんは?

海沼流星 自分でレコーディングができる環境を家の中に作って、音の上に歌詞やメロディを乗せたりしていました。毎月1曲作るようにしていました。あと、ゲームが好きで自粛期間などはプロ並みにやろうかと思っていました。去年の10月くらいにゲーム生配信などをやらせて頂けるようになって、今は自分でやっていたりします。その2つをやっていました。さらに頑張ろうと思っています!

砂田将宏 僕はエレキギターを始めました。あと、時間があったので作詞作曲をしてオリジナル曲を1から作りました。それはエレアコで作ったんですけど、けっこうチルソングというか…それで2番を力也にラップしてもらったりとか。

奥田力也 マジでいい曲なんです。正直凄く好きです!

砂田将宏 いつかブラッシュアップして出せたらいいよね。

――日高さんはいかがでしょう。

日高竜太 ピアノを去年初めて弾き語りができるようになるという目標は達成できました。あと、もともとトレーニングが好きだったので自粛期間中は家でトレーニングをして、スタイリッシュで動きやすい筋肉にするためにトレーニングのやり方を変えたりしました。キックボクシングをしたりと継続的にやっています。新しいトレーニングを取り入れました。

BALLISTIK BOYZにとっての音楽

――ご自身にとって音楽とはどういうものだと思いますか。

日高竜太 僕は心の拠り所、自分の気持ち次第で聴きたい楽曲も変わります。例えば自分が歌うことや楽曲をBALLISTIK BOYZで発信することで、「歌を聴いて元気になりました」など、そういったことを言われることがあるので、音楽って誰かの心に寄り添えるものなのかなと思っています。それはそれぞれの状況に合わせて。だから音楽がないとキツいです。

奥田力也 僕は音楽は“輪”だと思います。音楽をすることによって色んな人と出会えますし、このメンバーもそうですし、何かの運命でもありますし。こうやって音楽を通して誰かに元気を出してもらったり、色んな目標を持ってそこに向かっている姿を見て頂いて、その方々が何かを頑張ろうと思って頂けたり、自分だけではなく関わってくださるみなさんが一つになることが大切にしていることです。それも一つの大きな輪だと思っています。自分だけでは何もできないというのは音楽を初めてからずっと思っていることなので、全てにおいてその輪をもっともっと大切にして大きくしていけたらいいなと思っています。

深堀未来 音楽は“奏でる言語”だと思います。音楽は人と人とのコミュニケーションで繋がれるもので、でもそこに共通の言葉などはいらなくて。音さえ奏でれば人との会話ができると思うんです。

――素敵な想いをお持ちですね。始まったばかりですが、どのような1年にしていきたいですか。

海沼流星 2020年は色々と中止という形になり、自分達も悔しい思いをしましたし、何よりも観に来てくださる方々も悔しい思いをされていたと思うんです。この長い期間、ファンの方々も待っていてくださっていましたし、頑張ってくださっていたと思うので、今年はLDHとしてもそうですが、“RISING SUN TO THE WORLD”という、日本を元気に、日本の元気を世界に繋げていくというテーマのもと、自分達がそのぶん元気づけられる年にしていきたいです。

 まずは日本を元気にしていきながら、日本のファンの方々と一緒に次は世界を目指して、世界を元気づけていきたいということで、自分達BALLISTIK BOYZは一番後輩ではありますけど、先輩方に負けじと付いて行って、かつ、自分達のエンターテインメントで日本を元気にしていきたいと思います!

(おわり)

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