武井咲

 女優の武井咲が7日、テレビ朝日系で放送された「徹子の部屋」に出演。自身が主演した2017年の同局系ドラマ「黒革の手帖」に挑んだ心境を打ち明けた。

 【写真】武井咲、肌見せで透明感

 9年ぶりの出演となった武井は、母親になってからは初登場。「ものすごく緊張してきました」などと笑顔で話し、黒柳徹子との和やかなトークを展開した。

 7日夜に放送される同局系ドラマ「黒革の手帖~拐帯行(かいたいこう)~」で主演を務める武井。主人公の原口元子はこれまで多くの女優が演じ、武井は2017年の連続ドラマで元子を演じている。

 ドラマ出演は3年ぶりとなった武井。「セリフが覚えられるかなとか、台本を読む時間も一人の時よりはかなり狭まっていたので、ある時間の中で集中して覚える形だった」とし、現場入りする直前まで緊張していたという。

 徹子は「黒革の手帖」は多くの女優が演じてきたことに触れ、役を務める上でのプレッシャーの所在について尋ねた。

 武井は「重圧っていうのはとても感じました」と率直に話し、3年前の連続ドラマ主演時に言及。「米倉涼子さんが以前、演じられていて、そこから私が23歳という若さで銀座のクラブのママという役だった」と説明。

 そして、「なんかこう、周りから冷たい意見というか、『本当にできるの?』というコメントも耳にしていたので、そこには悔しさというか、見返したいなっていう闘争心」があった様子。「そこまでキツい言葉ではなかったかもしれないですけど、私にとっては、できるのかなっていう試されてるような言葉をいただいて」と反骨心に火をつけて臨んだことを語った。

 主人公の元子は“悪女”。武井は「色んな人を踏み台にしてのし上がっていくような役なので、うまくできるかなって思ってたんですけど、演じてみたら意外とスカッとして気持ちいいな」と役柄の面白さに気づいていったことも口に。このドラマ出演をきっかけに街中で年上や男性から声をかけられることも増えたようで、「着物姿が良かったとか言ってくださって」と嬉しそうな笑顔を見せていた。

Photos

記事タグ