INTERVIEW

コールドケース3 ~真実の扉~

吉田羊
永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和


記者:編集部

写真:Maho Korogi

掲載:20年12月07日

読了時間:約5分

 WOWOWプライムにて人気ドラマのシリーズ最新作、「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」の放送が始まった。吉田羊演じる石川百合率いる神奈川県警捜査一課チームが、闇に葬られた悲劇的な事件の真実を暴いていくクライム・サスペンスで、これまで語られなかった個々のドラマも含め、シーズン3にしてシリーズ史上最大のスケールが見ものだ。吉田以下、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和のチームワークも光る。

 その放送を記念して、その神奈川県警捜査一課チームを演じる吉田羊、永山絢斗、滝藤賢一、光石研、三浦友和にインタビューを行った。シーズン2から2年経ち、撮影現場で再会した時の感想をはじめ、ファン待望のシーズン3の展開まで、さまざまなテーマで5人に話を聞いた。【撮影=Maho Korogi】

――前作から少し間がありましたが、今回、撮影現場で再会した時、いかがでしたか?

吉田:2年ぶりでしたけれども、まったくブランクを感じなかったですね。「週末何してたの?」って、まるで昨日まで会っていたような感覚で再会しました。

光石:僕はもう率直にうれしくて、シーズン1、シーズン2の時のように3か月、4か月ご一緒できるなあと思って入ったらコロナで伸びちゃって。でもコロナ憎しではありますが、またその分、間は空きましたが、長く楽しめました。

滝藤:今の羊さんの2年って聞いて、そんなに空いていたのかってびっくりしましたよ。それくらい、ブランクには感じていなかった。いつも一緒にいるような感じなんですよ。いるのが当たり前みたいな感覚なので、違和感なくできました。

吉田:長い期間同じ作品に関わるって、なかなかないんですよね。主役は続いてもほかのメンバーが変わることが多いなか、この固定のメンバーでシリーズが続いていくってめずらしいことだと思います。

永山:僕もうれしかったですね。コロナで撮影が延びたけれど、この現場だから乗り切れたというか。いろいろと考える時間があった後に参加する作品が、この現場でよかったです。

三浦:旅で言うなら常宿があって、そこに行くという感覚と同じですよ。だから楽しみであり、そこに行けるから緊張することもない。現場に入るときは緊張するものですが、この場合は居心地のいいところに戻る。そういう感じでした。

――今回のシーズン3は、どのような展開になっていますか?

吉田:今回はシリーズ史上初の前・後編形式の1・2話になっていますので、観たらすぐ来週も楽しみ!ということになっています(笑)。しかも、「救出劇」や「事件解決」のみならず、各人の心の深淵に手を伸ばすことで得られる本当の意味での救済も描かれ、シリーズの成熟を感じます。シーズン1・シーズン2とはまた少し違った、大人の世界観を感じていただけると思います。

――人気シリーズならではですよね。

吉田:そうですね。でもそれって、5年間一緒にやってきた信頼関係があったからこそ到達できたネクストステージだと思うんです。なのでこの5人の関係性の深まりと、チームワークの進化も含めて、感じていただけたらと思います。

滝藤:僕はシーズン2をやる時、シーズン1を超えられるのかって思ったほど、1が面白いと思ったんですよ。でも撮影が終わったら2のほうが面白くて。今回の3はもっと面白かった。こういう、やる度に面白くなっていく作品は稀有だなというか、なかなかないことだと思っていて、どんどんクオリティーが上がり芝居も良くなっていく。それはすごいですよ。

光石:5人がすごく近い関係になったような気がしています。距離が縮まったような。それとゲスト出演の俳優さんたちが素晴らしいので、そこは期待して観てほしいですよね。

永山:僕が演じる高木信次郎は、また問題を起こしそうになったりするのですが、シーズン2では信次郎の心情はあまり描かれていなかったのですが、今回はそういう場面もあり、個人的に力の入り方が変わったなと思いました。あとは最後まで出たかったので、殉職するシーンがなくて良かったです(笑)。出る度に好きになっていく作品なので、最後まで楽しくやらせていただきました。

吉田:それ言われました。シーズン3が始まることになった時、ファンの方に「誰も死なないですよね?」って。死んじゃうと関係性が変わるし、バランスも崩れるし、シリーズが終わってしまうことにもなるので、そこは安心して観てほしいですね(笑)。

三浦:1話の見どころで言うなら、前・後編の続きものだということと、最初から犯人が分かっていて進行するドラマ展開ですよね。これは復讐劇でして、今までの事件を掘り下げて真犯人を見つけ出していく。そこが見どころでしょうね。

――これから楽しみにしているファンの方にメッセージをお願いいたします。

吉田:地上波であればタブーであろうテーマに鋭く切り込んでいくスタイルがWOWOWの覚悟であり、強さであると思うのですが、いまや現実世界のほうがドラマチックな時代で、視聴コンテンツも増えているなか、生ぬるいフィクションでは視聴者は満足しなくなっていますよね。しかしそこを裏切らないのがWOWOWさん。安心と信頼のWOWOWさんですから(笑)、今回の「コールドケース」もWOWOWらしさを楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。

滝藤:自分で言うのも何ですけど、本当に間違いなく面白いと思っているので、ぜひ楽しんでいただきたいし、僕だけを追う回があってもいいと思いますよね。シーズン1からの僕だけを観てほしいです。5週目くらいに(笑)。

光石:とっかかりとしてシーズン3を観ていただいて、そのあと1や2に戻っても面白いと思います。1から観直すとシーズン3の味わいも変わってくると思いますので、DVDも売っていますので、何度も観てほしいですね。

永山:物語としても、構成としても面白いですし、外れのないドラマですよね。全話面白いと本当に思います。実際に原作のある話であり、オリジナルで作っている部分や、シャッターの後に時間が飛ぶ演出もありますけど、この5人でやっているオリジナルと思えるくらいの作品ですので、観たことない人でもぜひ今回からでも観てほしいですね。

三浦:民放、地上波でできないことをやっていることが第一、ほかのドラマとの格段の差は画作り。そういうことを含めて、いろいろなことにチャレンジもしています。とにかく今までと同じように面白いです(笑)。観てください。

「連続ドラマW コールドケース3 ~真実の扉~」
WOWOWプライムにて放送
毎週土曜22時~全10話(第1話無料)
(C) WOWOW/Warner Bros. Intl TV Production

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Maho Korogi

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