乃木坂46の四期生が12月6日、無観客ライブ生配信「四期生ライブ2020」を開催した。乃木坂46四期生は、2018年「坂道合同オーディション」に合格し、乃木坂46に配属となった11名と、研修生として日々レッスンを行ない、晴れて今年新たに正規メンバーとして昇格した5名で構成され、全16人での単独ライブは初となった。チケットの券売は61,095枚、同時視聴者数は約18万人。

 オープニングとなる1曲目は「君の名は希望」。既にグループを卒業した生駒里奈がセンターを務め、NHK「紅白歌合戦」初出場時に披露した言わばグループを象徴する代表曲を次世代の四期生が熱くパフォーマンス。その後、「命は美しい」「インフルエンサー」「走れ!Bicycle」「ガールズルール」と、表題曲を中心にヒット曲のオンパレードとなり、続けて四期生の遠藤さくらがセンターを務め、両サイドに賀喜遥香・筒井あやめと四期生メンバーがフロントを担った24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」で頭のブロックを締め括った。

「四期生ライブ2020」

 ライブ中盤ではユニットコーナーを披露。賀喜遥香と金川紗耶の初々しいコントから披露された「孤独兄弟」。掛橋沙耶香・筒井あやめのアコギ生演奏をバックに、柴田柚菜と弓木奈於が「渋谷ブルース」を披露。ユニットコーナーのラストでは、新規メンバーに加わった林瑠奈がソロで「自分のこと」を熱唱するなど、四期生メンバーひとりひとりが際立った、見所満載のコーナーとなった。

 ライブ終盤では、既に発売されているシングル・アルバムに収録されている四期生楽曲を立て続けに披露。中でもYou Tube 1,500万総再生回数を突破し、最もバズった四期生楽曲「I see…」で本編を締め括った。またアンコール1曲目では、来年1月27日(水)に発売する26thシングル「僕は僕を好きになる」C/W曲として収録される四期生の新曲「Out of the blue」を初披露。ファンにとってひと足早いクリスマスプレゼント。

 そしてアンコール2曲目で、デビュー時から歌い継がれるライブ定番曲「乃木坂の詩」で幕を閉じた。

「四期生ライブ2020」

 既に選抜メンバーの常連になっている遠藤さくら・賀喜遥香・筒井あやめを筆頭に、来年発売される26thシングルでは、田村真佑・清宮レイも初の選抜入りを果たし、乃木坂46の四期生は本当に成長が著しい。

 選抜入りを果たせなかった他の四期生メンバーでさえも、いつ選抜入りしてもおかしくない逸材ばかりである。

 乃木坂46は白石麻衣や西野七瀬など、1期生としてグループ結成時から牽引してきたメンバーの卒業が相次ぐ中ではあるが、その堂々たる四期生のライブパフォーマンスを目の当たりにして、このグループは安泰だと思わせる素晴らしい内容だった事に間違いない。

セットリスト

00.Overture
01.君の名は希望
02.命は美しい
03.インフルエンサー
04.走れ!Bicycle
05.ガールズルール
06.夜明けまで強がらなくてもいい
07.ロマンティックいか焼き
08.トキトキメキメキ
09.僕の衝動
10.ポピパッパパー
11.ありがちな恋愛
12.孤独兄弟
13.渋谷ブルース
14.白米様
15.Threefold choice
16.心のモノローグ
17.自分のこと
18.4番目の光
19.図書室の君へ
20.キスの手裏剣
21.I see…

ENCORE

EN1.Out of the blue
EN2.乃木坂の詩

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