大九明子監督とのん

 のんと大九明子監督が24日、都内で行われた、映画『私をくいとめて』(12月18日公開)のお悩み相談付き上映会イベントに出席。観客の悩みに解答した。

 綿矢りさ氏原作の作品を大九明子氏が監督・脚本で映画化。悠々自適におひとりさまライフを満喫していた31歳のみつ子(演・のん)が、年下営業マン・多田くんと出会い、久しぶりに訪れた恋に戸惑いながらも一歩踏み出す姿を描く。

 みつ子が、脳内に相談役「A」を持つことから、この日は観客の悩み相談にのんと監督が解答した。「普段は悩み相談されることがないので、めちゃくちゃ嬉しい」と張り切るのん。

 考えすぎる性格を直すには、という相談には「みつ子みたい。『私をくいとめて』を見てくれたら、みつ子が代わりに感情を爆発させてくれるので、どうでしょうか。それぐら出したらいいと思いますよ」。

 更に、「ベッドの上で安全に暴れたらいいと思う」と驚きの提案。自身もそうした経験があるようでベッドで暴れるのは「大好き」とも。そのうえで一人で発散する時間は「大切」とした。

のん

 一方、大九監督が「どんどん考えていいと思いますよ」と肯定。そのもどかしさはどこに向かわせるのか、という問いに、のんは「絵を描いたり、曲にしたりして、作る方に向かわせています。『ムカつく』と思ったり、考えたらそれを形にして解消します」と回答。監督もうなずいた。

 また、習慣にしたいことを持続させるには、という相談に、のんは「私は好きな事しか続かないので、部屋の片付けをやろうと思っても取り掛かれなくて」と吐露。

 ただ、その対策を見出したようで、スマホゲームアプリのプレイ合間の広告表示の時間を利用して少しずつ片づけするといいと明かすと「コツコツやったら片付いて、その積み重ねで片付きました」と笑顔。

 更に、「今朝の5時までやっていました。動いていたから、顔の調子がいいです」と明かし、周囲を驚かせていた。

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