伊藤沙莉、女子高生役「これが最後かも」 制服カット解禁
映画『ホテルローヤル』
伊藤沙莉が、映画『ホテルローヤル』(11月13日公開)で女子高生役を演じている。「これが最後かもしれないと思い、写真をたくさん撮りました!」という伊藤の制服カットがこのほど、解禁となった。
原作は桜木紫乃さんの直木賞受賞作。桜木の実家だったラブホテルを舞台にした七編の連作小説を、現代と過去を交錯させ一つの物語へ大胆に映像化。メガホンをとるのは『百円の恋』や『嘘八百』、『全裸監督』などの武正晴さん。脚本は、連続テレビ小説『エール』を手がけた清水友佳子さん。
主人公であるホテル経営者の一人娘の雅代には、映画やドラマで圧倒的な演技力と存在感を示す波瑠。桜木自身を投影した役を、繊細さの中に意志の強さを感じさせて好演。共演には松山ケンイチ、安田顕、余貴美子、原扶貴子、夏川結衣、伊藤沙莉、岡山天音ら実力派俳優陣が名を連ねる。
今作で女子高生まりあを演じた伊藤沙莉は、「久しぶりに制服を着ることができて、嬉しかったです! ありがたいことに大人になってからもしばらく女子高生役を頂いていたのですが、他の役も演じてみたいなぁと思うようになり、ここ最近は社会人の役が多かったんです。でも、久しぶりに制服を着てみると、やっぱり嬉しいものですね。さすがに、女子高生はもう無理かなと思っていたので。武監督にも“ギリギリだな”と言われてしまいました。これが最後かもしれないと思い、写真をたくさん撮りました!」と喜びを語った。
また、今回の役柄について「まりあは一般的な分かりやすい女子高生の役ではなく、子どもなのに色んなものを抱えている難しい役でした。もしこれが女子高生役最後の作品になるなら、まりあという役で良かったなと思います」と振り返った。
同い年である岡山天音との共演についても「16歳のときに、天音くんと同級生役を演じたことがあったんです。だから、今回は年齢も立場も違う教師と生徒という役を2人で演じられたのはすごく感慨深かったし、とても面白かったです」と語った。