土屋太鳳

 女優の土屋太鳳が1日放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』に出演。ヒロインを務めたNHK朝ドラ『まれ』で共演した女優・草笛光子の言葉に涙する場面があった。

 【写真】過去には舞台挨拶で涙を流した土屋太鳳

 この日の放送にゲスト出演した土屋。2015年のNHK朝の連続テレビ小説『まれ』で共演した草笛がVTRで登場し、土屋にメッセージを送った。

 草笛は「体育会系で、私の目の前で踊って見せてくださったでしょ」と当時を思い返し、「明るくて、爽やかで、とても良い私の孫役なので嬉しかったです」と共演を喜んだ。

 さらに「最後の番組のパーティーの時にこんな言葉がありましたね」と語る草笛は、『険しくて すばらしい道だけど あなたも行きなさい さあ まだまだこれからよ』との言葉を口にした。

 草笛はその時、土屋が涙ぐんだ目をしていたとし、「でも、それをずっと貫いているような気がして、嬉しいです」と述べ、女優として活動する土屋を温かく見守っている様子。

 そして、「あなたが綺麗で明るくて、爽やかで人にやさしくて、そんないい孫とお仕事ができたこととっても嬉しく思っています」と賛辞を送った。

 このVTR中から土屋は涙を流し、「本当に険しい道ばかりだなと思います」と自身が生きる世界の厳しさを実感している様子。

 その上で、草笛や「常盤貴子さんだったり、大泉洋さんとか、いろいろな方とご一緒したんですけど」と共演者の名前を挙げながら、「長く続けてらしてる方ほど、『すごく難しいよ』っておっしゃるので、自分が今感じていることだったりが間違ってないのかなと思いながら過ごしてます」と正しい道を進んでいることを確信できているようだった。

 また、番組の最後に、黒柳から“理想の女優像”について尋ねられると、「野生のある女優になれたらなって思います」と口にした。

 土屋は「見えないものに飼い慣らされず、見て下さる方と直接、つながれるような女優でいたいなと思います」とし、“辛さ”は当たり前と受け止めつつ、「普通の生活をして、ご飯も普通に食べて、より気持ちをつなげられるような人になれたらな」との願いを語っていた。

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