松田聖子が9日、40周年記念アルバムから先行配信された新曲「風に向かう一輪の花」の配信を開始した。同曲は財津和夫が作曲、作詞は松田聖子自身が手掛け、この作詞作曲のタッグは「小さなラブソング」以来37年ぶり。

「風に向かう一輪の花」ジャケ写

 9月9日に40周年記念アルバムから先行配信された新曲「風に向かう一輪の花」は、「夏の扉」「白いパラソル」「チェリーブラッサム」「野ばらのエチュード」など松田聖子の数々の代表曲を手掛けた財津和夫が作曲、作詞は松田聖子自身が手掛け、この作詞作曲のタッグはなんと「小さなラブソング」以来37年ぶりとなる新作。

 この曲は、実は歌詞が先に出来上がっていた。40周年度を迎えるに際し、その心境を本人が歌詞として書き綴っていたものだ。その時自然と出てきたのは、長い間ずっと応援してきたファンへの感謝の気持ち、そしてまだまだ進んでいくという決意だった。

財津和夫

 松田聖子から作曲のオファーを受けた財津和夫は、「詞を読んだときに“これはファンに向かって歌う曲なんだな”と確信めいたものがありました」「ステージ上でファンの皆様へ向けて聖子さんがこの曲を歌っている姿をイメージしながらメロディを考えました。歌詞にある「『まっすぐな気持ち』はファンに向けての言葉だと思いますし、『永遠がうまれる』は聖子さんのカリスマ性を思わせ、『舞う』は三拍子を思わせてくれました」と語っている。

 完成した楽曲は、松田聖子が真摯に歩んできた“力強さ” と“素直さ”が同居しており、このタッグならではの、ファンへのメッセージソングとなっている。

 そして、松田聖子自らのアイデアを元にディレクションを手掛けた同曲のティザー映像が同日午前4時に解禁。可愛らしいイラストと共に活き活きとした姿を見せる松田聖子の最新映像となっている。イラストは、松田聖子が好きな新進気鋭のグラフィックデザイナー塩澤偉史(シオザワ ヨシフミ)氏に依頼した。

 そして、ジャケット写真が話題となった、9月30日発売の松田聖子40周年記念アルバム「SEIKO MATSUDA 2020」の収録曲が全曲発表になった。新たに発表された楽曲は、名曲のリレコーディング「セイシェルの夕陽~40th Anniversary〜」「赤いスイートピーEnglish Version」や新曲2曲を含む全10曲。

「SEIKO MATSUDA 2020」ジャケ写

 なお、初回限定盤とUM STORE盤のみボーナストラックとして「瑠璃色の地球 2020 Piano Version」が収録で全11曲となる。先に発表となった「いちご畑でFUN×4」は同作品のCDのみに収録されるエクスクルーシブな楽曲となっている。

作品情報

40周年記念アルバム「SEIKO MATSUDA 2020」収録曲
01.瑠璃色の地球 2020 
02.セイシェルの夕陽〜40th Anniversary〜
03.赤いスイートピーEnglish Version
04. SWEET MEMORIES〜甘い記憶〜(マクドナルド「ごはんチキンタツタ」CMソング)
05.いちご畑でFUN×4
06.風に向かう一輪の花
07.La La!! 明日に向かって(テレビ東京系「ワールドビジネスサテライト」エンディングテーマ曲)
08.40th Party
09.そよ風吹いたら〜I can hear the sound of the waves〜
10.赤いバラ手に抱え
※Bonus Track ※
11.瑠璃色の地球 2020 Piano Version(初回限定盤/UM STORE盤のみ収録)

□Digital Single

タイトル:風に向かう一輪の花
配信開始日:2020年9月9日0:00
配信先:各ダウンロード配信サイト 及び サブスクリプションサービス
https://lnk.to/IchirinnoHana

□公式YouTubeチャンネル

「風に向かう一輪の花」ティザー映像

https://youtu.be/zaOucSPemxs

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