第2部で「大声ダイヤモンド」をパフォーマンス(C)AKB48

 AKB48新ユニット「IxR(アイル)」が30日、オンラインライブ『IxRReality Reality Smile』を、昼と夜の2部構成で開催した。IxRとしては、今年2月22日に渋谷ストリームホールで行った『2020 AKB48 新ユニット!新体感ライブ祭り♪』以来、約半年ぶりのファンの前でのステージ。小栗有以は「すごく楽しかったですし、またIxRのコンサートをやりたいです!」と次回の公演に意欲を示した。

【写真】第2部ラストを飾る「少女たちよ」(ほか10枚)

 昨年12月8日開催の『AKB48劇場14周年記念公演』をきっかけに、大盛真歩・小栗有以・久保怜音・西川怜・山内瑞葵の5人で結成。アイドルの「I」、VRやARなどを総称するxRの「x」と「R」の頭文字を組み合わせた名前で、VRやARコンテンツで活躍を目指す新時代アイドルユニット。オンラインライブでは、メンバー全員を映す通常の生配信映像に加え、特定のメンバーをフォーカスし続ける「推しカメラ」で視聴。また、チケット購入者のうち抽選された48人が会場で観覧した。

 この日の第1部は、「大声ダイヤモンド」で幕を開けた。立て続けに「ラブラドール・レトリバー」など4曲を披露。笑顔に満ち溢れたアイドル全開のパフォーマンスでオープニングを飾った。

 山内瑞葵は「IxRのみんなで1からセットリストを考えて今日の日を迎えました」とコメントすると、大盛は会場に招待された48名のみなさんや配信をご覧のみなさんに、元気やパワーを届けられたらいいなと思います」と挨拶。ユニットパートでも各メンバー希望の楽曲を披露した。

 西川怜は大好きな曲と語る「背中から抱きしめて」をソロで。初のユニットの組み合わせとなる久保と山内は「アボガドじゃね〜し」を軽快にパフォーマンス。久保怜音は「ずっきー(山内)に可愛い曲をやってほしくて、ずっきーのことをたくさん調べてこの曲にしました」。大盛真歩は「シャムネコ」をソロでセクシーに。

 小栗・久保・西川は坂道AKBの「国境のない時代」をクールにパフォーマンスし、最後は、山内が切ない表情で「枯葉のステーション」を歌い上げた。

 後半は、山内が初のAKB48センターを務めた「失恋、ありがとう」や「言い訳Maybe」など5曲を披露。躍動感溢れる全力パフォーマンスで第1部は終えた。

「国境のない時代」をパフォーマンスする小栗、久保、西川(C)AKB48

第2部

 第2部は、1部の盛り上がりをそのままに、小栗センターの「大声ダイヤモンド」「好きだ好きだ好きだ」、久保センターの「さよならクロール」、山内センターの「真夏のSounds good!」と続いた。

 小栗は「会場のみなさんは今日は声援ができないですが、声を出したくなっちゃうくらいのパフォーマンスをお届けしたいです。配信をご覧のみなさんは声を出してください」とコメント。山内も「1部とは違うところもあって見所満載です。瞬きせずに見てください!」と挨拶。

 ユニットパートは、第1部とはガラリと変わり、久保のソロ「軟体恋愛クラゲっ娘」でスタート。西川・大盛は夏曲「プライベートサマー」を披露し、小栗と山内は「わがままな流れ星」をキュートにパフォーマンス。久保・西川・大盛の3人はツインテールで登場し「最強ツインテール」を。小栗はソロで「不器用太陽」を儚げに歌い上げた。

 後半は、「希望的リフレイン」や「重力シンパシー」など、息の合ったパフォーマンスを披露。最後は「少女たちよ」を歌い上げ、締めくくった。

第2部ラストを飾る「少女たちよ」(C)AKB48

小栗有以コメント

 IxRメンバーみんなで今日のために準備して、より仲も深めることができて距離も縮まりました。支えていただいたみなさんのおかげで素敵なコンサートができたと思います。すごく楽しかったですし、またIxRのコンサートをやりたいです!

大盛真歩コメント

 1部と2部でユニットを変えたり、ひとりずつのソロやユニットもできて、いろんな私たちをみなさんに見てもらえて嬉しかったです。IxRでは最年長なので、セクシーな自分の一面も見てもらえればと思います。IxRはAKB48の中でもアイドルの中のアイドル的な存在で、アイドルの王道を極めるグループにしていきたいです!

山内瑞葵コメント

 みんなでセットリストを考えた時期も楽しかったですし、久々に直接ファンの方に会えたこともすごく嬉しかったです。今日はみんなのおかげで全く緊張せずに楽しくできました。またIxRのコンサートができるように頑張ります!

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