関ジャニ∞が、8月19日に9カ月ぶりの新曲「Re:LIVE」をリリースした。同曲は、新型コロナウイルス禍で、「関ジャニ∞とEighter(関ジャニ∞のファンの呼称)で共に未来を作りませんか?」というコンセプトで立ち上げられた『Re:LIVE Project』として制作されたもの。1番の歌詞は関ジャニ∞が、2番の歌詞はファンから募った約4万通の言葉から作られており、「Eight×Eighter」共作の一枚となっている。

 また、「大阪から日本を元気に」というコンセプトを基に立ち上げられた『がんばろう日本!We are OSAKAプロジェクト』のテーマ曲にも決定しており、話題を集めている。今回は、「Re:LIVE」の歌詞に着目し、彼らの想いやファンとの絆を紐解いていく。

 【前回】関ジャニ∞「Re:LIVE」魅力<1>特典映像から見えるファンへの愛に迫る

 新型コロナウイルス禍のなか生まれた楽曲「Re:LIVE」は、関ジャニ∞とファン、お互いが届けたい想いがぶつかり合い、美しい化学反応を起こしている。作詞者の欄に、「Eight×Eighter」と表記されていることもあり、よりリアルな一体感を感じられることだろう。そんな同曲の歌詞には、ファンのみならず聴いた人の心に陽だまりをくれるようなフレーズが多く使われている。

 まずは、関ジャニ∞が作詞した1番に着目する。Bメロの<名前のない理不尽な雨が降る/目の前の“日常”を/奪おうとしてるけど>は、まさに今の現状を表している歌詞と言える。だが、その後のサビでは<悲しみを終わりにして/また笑顔取り戻して/そのためだけに今は/君に歌唄ってんだ/守るための強さが/受け容れるやさしさが/その暗闇に灯り/やがて光満ち溢れてく きっと>と歌う。曲調も相まって、今の状況下の先にある光を感じることができ、希望をもらえる歌詞だ。

 そして、ファンから募った言葉を基に作られた2番。特に、サビの<あの日々無くして、今はない。>というフレーズが胸に響いた。今は辛い状況下にあるかもしれないが、その日々さえも大切に過ごしていけば、いつか振り返った時に「あの日々があったからこそ」と思えるようになるのかもしれない。そんなことに改めて気付かせてくれるフレーズだ。

 『Re:LIVE Project』の発表時、彼らは公式サイトにて、「関ジャニ∞とEighterは2004年のCDデビュー以来これまで、様々な苦難や逆境を共に乗り越えてきた仲間です」とファンへの想いを語っていた。きっとファンも想いは同じはずだ。

 嬉しいことや悲しいこと、沢山のことを乗り越え、今こうして共作シングルが誕生した。「Re:LIVE」は、関ジャニ∞からEighterへのプレゼントであり、Eighterからの彼らへのプレゼントでもある。そんな双方の優しい気持ちから誕生した温かい楽曲「Re:LIVE」に注目してほしい。【かなぴす】

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