吉沢亮

 来年放送予定のNHK大河ドラマ『青天を衝け』に出演する主要キャストが先日発表された。大河ドラマ第60作となる主人公は、新一万円札の顔で「日本資本主義の父」とも言われる渋沢栄一。吉沢亮が演じる。

 栄一の根幹を形づくった青春期が描かれる前半は、武蔵国の農村を舞台にした家族や幼馴染たちとの物語と、江戸で国の舵取りに奔走する武家たちの物語の2つの軸で進む。栄一が生まれ育った小さな農村にも尊王攘夷の風が吹き始め、この2つの軸がじわじわと交わっていく。

 幼い頃から人一倍おしゃべりで剛情っぱりで、読書に没頭する日々を送るなか、勤勉な父の教えを受け、藍玉づくりの仕事の奥深さを知り、思わぬ商才を発揮していく栄一を、吉沢が演じる。「自分にとって最大の挑戦」という本作。「愛のある大河ドラマになれば」と意気込む。

 クランクインは今年夏を予定している。

吉沢亮コメント

 これほど豪華で、実力のある先輩方と共に作り上げる「青天を衝け」。とても楽しみです。

 実業家として決して道徳を忘れる事なく、常に周りの人々の幸せを思い行動した渋沢栄一のように、視聴者の方々を含め、この作品に関わった全ての人に少しでも幸福が訪れるような、愛のある大河ドラマになればと。

 自分にとって最大の挑戦。皆様、御手柔らかにお願いします。お楽しみに!!

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