佐村河内守氏の作曲偽装問題で、ソチ五輪大会前にショートプログラム(SP)の演技で使用する楽曲『ヴァイオリンのためのソナチネ』の作曲者が別人であったことが発覚したフィギュアスケートの高橋大輔選手(28)が、22日に放送されたフジテレビ系『ウチくる!?』にゲスト出演し「僕はそれどころじゃなかった」と当時を振り返った。

 この問題は、ソチ五輪フィギュア男子SPで使用した楽曲『ヴァイオリンのためのソナチネ』の作曲者が大会直前になって佐村河内氏ではなかったとする偽装が発覚したもの。当時の高橋選手は現地でスポーツ紙各紙の取材に「びっくりした」と答えていた。

 この日の放送ではソチ五輪を中心に過去の大会での心境などが紹介された。ソチでは五輪最後の大会と公言していたが「それぐらいの気持ちではないと勝てないと思った」と説明。この流れでMCの中山秀征(46)が「日本では曲の問題が勃発していましたね」と切り出すと、高橋選手は笑いながら「(当時の)僕はそれどころじゃなかったので」と語った。

 更に「使えるんだったら大丈夫。急に言われても(曲を)変えられないという所もあった」とし、「あまり情報を入れないようにしていました」とも語った。また、日本にいるマネージャーからこの件が知らされたときは「こんなときに冗談はいいから」と思っていたとも明かした。

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