佐村河内守氏の作品が別人が作曲したものだった、いわゆるゴーストライター騒動で、JASRAC(日本音楽著作権協会)は6日、同氏との著作権信託契約を2014年12月31日付で解除したことを発表した。

 この問題を巡るJASRACの対応は、問題が発覚した昨年2月以降、利用の許諾を保留するとともに、同氏に対して著作権信託契約に基づく著作権の保証にかかる資料の提出を求めてきた。

 同氏側からは著作権に関する資料の提出を受けるなどしていたようだが「疑義が解消されていない」ことから契約を解除した。今後、楽曲を利用する場合は、著作権使用料などについて同氏と直接交渉する必要がある。

 JASRACに登録されていた権利者「佐村河内守」氏名義の作品数は103件だった。

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