久間田琳加「今の自分を最大限に表現できた」初スタイルブックに込めた思い
INTERVIEW

久間田琳加「今の自分を最大限に表現できた」初スタイルブックに込めた思い


記者:木村武雄

撮影:

掲載:20年06月04日

読了時間:約3分

<スタイルブック「りんくまがじん」インタビュー>
 ファッション誌『Seventeen』専属モデル、久間田琳加(19)が6月5日に、1srスタイルブック『りんくまがじん』と1st写真集『りんくまちっく』(いずれも集英社)を同時発売する。「自分でも見たことない表情があり、色んな私を引き出して頂いた2冊の本です」と新たな発見があったという2作。このうちスタイルブックはどのような思いで制作に臨んだのか。【取材=木村武雄】

久間田琳加、1srスタイルブック『りんくまがじん』

 スタイルブックと写真集は「いつか出したい」と思っていた夢だった。それが一度に叶い「嬉しい」と喜ぶ。2冊のテイストは異なる。「素」の表情を切り取った写真集に対し、スタイルブックは“美容番長”の異名をとる彼女の知識を詰め込んだ。「自分の好きなことを1冊の本で表現できる」と打ち合わせにも参加し、メイクのテイストから衣装まで細部にこだわった。「120%の力を出せたと思っています!」。そう自信をみせる力作だ。

――発売が決まった時の心境は。

 とても嬉しかったです。自分の好きなことを1冊の本で表現できる! と思い、気持ちもワクワクしました。

――どのようなスタイルブックにしようと思いましたか。

 メイクや、ビューティーが普段から大好きで、セブンティーンの紙面でも何度か企画をやらせて頂いていたのですが、なかなか紙面だけでは全てを伝えきれなかったので、今までお見せしていないものを沢山詰め込んだビューティーブックにしたいと思いました。

――そのなかでこだわって点を教えてほしいのですが、まずメイクはいかがでしたか。

 今までお見せすることのなかった普段の私のセルフメイクや、ヘアメイクさん方に提案していただいたメイク、そしてすっぴんの写真もあるので、色んな私が見ていただける1冊です。

――ファッションという観点ではいかがですか。

 撮影で着た衣装は、フィッティングから参加させてもらい、イメージを膨らませながら選ばせていただきました。普段の私服も抜け感を大事にしているので、足見せやデコルテ見せなどの衣装が多いと思います。

――制作過程で印象に残っていることは?

 1つの作品を作り上げていく瞬間が好きで、今回たくさんのスタッフさんに協力して頂いたのですが、いい写真が撮れたときの一体感はモデルになってからずっと好きな瞬間です。

――そのなかで発見したことは?

 編集さんやスタッフさんのコミュニケーションがとても楽しかったので、またこのような企画ができたらいいなと思いました。

――完成したスタイルブックを見てどういう心境ですか。

 120%の力を出せたと思っています! ビューティー関係についてお話させてもらうことが多くて、みなさんから頂いていた質問をこの本で全て答えさせて頂いてます。

――今回の作品は自身にとってどのようなものになりましたか?

 今の自分を最大限に表現できた1冊になりました。

――最後にご自身にとってメイク、ファッションはどういうものですか?

 沢山あります。自分の気持ちを高めてくれる、気持ちを切り替える、常に前向きな姿勢になれるアイテムだと思います。女性の楽しみ方は無限大なので、私はそのツールが、メイクでした。

(おわり)

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