ミスiD2021

 ピエール中野らが、講談社のオーディション『ミスiD2021』の選考委員に決まった。ピエール中野は「いろんな出会いを楽しみにしてます」と応募者に期待を寄せている。

 玉城ティナやゆうこす、戦慄かなのなど、歴代グランプリや各賞受賞者から新時代のロールモデルとなる女子を多数輩出してきた講談社のオーディション『ミスiD』。

 第2弾選考委員として発表されたのは、7年連続になるイラストレーターの岸田メル氏、そしてミス『iD2017』以来の参加、劇作家の根本宗子氏。さらに「凛として時雨」ドラマーのピエール中野と、「news zero」にも出演するクリエイティブディレクターの辻愛沙子氏が新たに加わる。

 実行委員長・小林司氏は「ピエールさんは、音楽はもちろんアイドルにも詳しい方。第二回目からずっと選考委員をお願いしている超歌手・大森靖子さんとパートナーで選考をしていただく、そんな新しい形も見たくて。辻さんは、現在の新型コロナ、検察庁法改正などで社会や政治にいっそう注目が集まる中で、女の子をエンパワーしてくれる同世代女性として参加をお願いしました。社会の形が変わる中で、芸能に限らず、どんなことでも、常識に囚われず自分のやりたいことを実現させたい方、応募をお待ちしてます」とコメントを寄せている。

 エントリーの締め切りは5月31日。今年は新型コロナの影響もあり、まずはエントリー者全員を「0次通過」として6月19日にミスiD公式サイトで発表予定。公開に抵抗のある人は、選考委員にだけ見せることができる「非公開写真」と「非公開自己PR文」も登録可能だという。

 小林氏は「自粛期間中の地域の方もまだまだ多いかと思いますが、この期間だからこそ、未来への第一歩をぜひ」と呼びかけた。

 以下は新選考委員からのコメント。

ピエール中野(凛として時雨・ドラマー)

 ミスiDに関連する人がみんな魅力的なんですよね。選考委員は超大変そうだけど、やってみる事にしました。いろんな出会いを楽しみにしてます。

ピエール中野

辻愛沙子(arca CEO/クリエイティブディレクター)

 私たちは今、きっと教科書に載るであろう歴史に残る時代を生きている。
日々凄まじいスピードで変わりゆく社会。

 いつもと違う「非日常」が、もはや新しい「日常」に変わりつつある今、私たちは何を思い、何を考え、何をして生きればいいのだろう。

 絶対的なものなんてないと嫌でも痛感させられるこの時代で、それでも夢を見て立ち上がる強さが私たちにはあるか。

 あらゆる理不尽や不均衡が未だ蔓延しているこの社会で、それでも諦めずより良い未来を目指す美しさが私たちにはあるか。

 世界は、今を生きる私たちの一挙手一投足をじっと見ている。

 より良い未来を切り開くのは、今これを読んでくれているあなたかもしれない。

 『女の子には分かんないかもしれないけど』

 なんて言葉、一緒にぶっ飛ばそうぜ。

 社会に向き合う素敵な女性に出会えること、楽しみにしています。

辻愛沙子

ミスiD2021選考委員

赤澤える(「LEBECCA boutique」総合ディレクター)
今泉力哉(映画監督)
大郷剛(プロデューサー/FORZA RECORD 代表取締役社長)
大森靖子(超歌手)
川後陽菜(モデル/プロデューサー)
菅野結以(モデル/デザイナー)
岸田メル(イラストレーター)
小林司(編集者/ミスiD 実行委員長)
佐久間宣行(テレビ東京/テレビプロデューサー)
佐藤ノア(インフルエンサー/モデル)
She is・野村由芽、竹中万季(コミュニティメディアディレクター)
周庭(アクティビスト)
SPOTTED PRODUCTIONS・直井卓俊(企画プロデューサー)
辻愛沙子(株式会社arca CEO / Creative Director)
戸田真琴(AV女優/文筆家/映画監督)
根本宗子(劇作家)
ピエール中野(「凛として時雨」ドラマー)
夢月(ヘアメイクアップアーティスト)
吉田豪(プロインタビュアー)

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