YOSHIKI

 X JAPANのYOSHIKIが24日放送のTBS系『中居正広のキンスマスペシャル』でビデオメッセージを発信。米ロサンゼルスからの特別メッセージで、「今までは気づかなかった小さな光、その光を皆さん信じて、それが大きな光となって僕らを照らしてくれるようにね、そして一日も早い夜明けが来るようにみんなで協力し合って頑張れれば」などと呼びかけた。

 この日の放送は、以前に同番組で放送されたYOSHIKIの「激動の半生」をあらためて紹介。子供時代の父親の死や、HIDE、TAIJIという仲間との別れを経験し、困難を受け止めながら生きてきたYOSHIKIの生き様が描かれた。

 番組最後にVTRで登場したYOSHIKI。在住する米ロサンゼルスからの特別メッセージとなり、「こんな今だから、伝えたいこと」を発信。

 YOSHIKIは「今まで当たり前のように身近にいた人が、突如、いなくなってしまう。そういった経験をされた方は僕以外にもいると思います」と語りかけ、「急に変わってしまう。今は、そういう時なのかもしれないですね」と現状を見つめた。

 その上で、YOSHIKIは「ただね、暗闇は暗ければ暗いほど、小さな光だって輝いて見える」とし、「今まで気づかなかった小さなこと、当たり前のようにあった日常がすごく大切なことだった、自分にとってどれだけ素晴らしい人が周りにいたんだろう、素晴らしいことが周りにあったんだろう。とても考えさせられます」と続けた。

 さらに、「今までは気づかなかった小さな光、その光を皆さん信じて、それが大きな光となって僕らを照らしてくれるようにね、そして一日も早い夜明けが来るようにみんなで協力し合って、頑張れればと思っています」と、力を合わせていくことの大切さを訴えた。

 YOSHIKIは「これは僕がちょっとアレンジしちゃったのかな」としながら、「God will never give you more than you can bear」「神は耐えられない試練を人には与えない」とし、「僕はその言葉をいつも信じて生きてきました」と語る。

 そして、「何かあるたびに強くなってきたから」と困難を乗り越えてきた自身と重ね合わせながら、「これを乗り越えた時には、皆さんもきっと強くなってるんだろうな」と伝えるYOSHIKI。自らは音楽家として、微力でも「少しでも力になれればなと一日も早い夜明けが来るように頑張りましょう」と呼びかけ、最後はXポーズで笑顔を見せた。

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