『トイ・ストーリー』の“おもちゃの世界”、『モンスターズ・インク』の“モンスターの世界”、『ファインディング・ニモ』の“海の中の世界”、『インサイド・ヘッド』の“頭の中の世界”、『リメンバー・ミー』の“死者の世界”など、ユニークでイマジネーションあふれる世界を舞台に数々の感動的な物語を観客に贈り届けてきたディズニー&ピクサー。そんな彼らが『トイ・ストーリー』制作から25 周年という記念すべき年に贈る最新作は“生まれる前の魂<ソウル>の世界”を描く『ソウルフル・ワールド』(原題:Soul)。この度、ポスターと思わずドキッとするメッセージが投げかけられる日本版特報が解禁となる。

 特報は「どんな人間だと思われたい?」と、SNS の時代に生きる私たちが「ドキッ」とするような質問を投げかけられることからはじまり、主人公ジョーのジャズピアノの演奏と共にニューヨークの街が映し出される。ジャズミュージシャンを夢見る音楽教師のジョーはある日、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れるが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下してしまい、目を覚ますと青く可愛らしい姿に──。そこは人間が生まれる前に性格や才能、自分の個性や興味を決める場所“魂<ソウル>の世界”だった。ジャズクラブで演奏するはずだった日まであとわずか…果たしてジョーは地上に戻り、夢をかなえられるのか…?

 “本当の自分”について問いかけるような冒頭の深いメッセージを、コミカルでエッジの効いた<ソウル>たちの活躍と共に軽やかに描く『ソウルフル・ワールド』。この夏、ディズニー&ピクサーが文字通り魂<ソウル>を揺さぶる驚きと感動の物語を世界中の観客に届ける事になる。

 ピクサーの原点『トイ・ストーリー』(95)では原案を、『モンスターズ・インク』(01)で監督デビュー、『ウォーリー』(08)では脚本原案&製作総指揮、そして監督作としてアカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)『インサイド・ヘッド』(15)では世界中に感動の渦を巻き起こすなど、ピクサーの“感動作”には欠かせないピート・ドクター。

 彼はピクサー史上最もチャレンジングで独創的と言われた前作『インサイド・ヘッド』で“頭の中の世界”を舞台に<感情>をメインキャラクターとして起用。<人の記憶や感情の動きという人間の内面と行動の関係は? 頭の中でいったい何が起こっているの?>という一見すると難しいテーマを、誰もが楽しめるエンターテインメントとして掘り下げ、見事に描ききった。そして現在はピクサーのトップ(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)となったピート・ドクターが「23 年の歳月をかけて製作した」と言う自信作『ソウルフル・ワールド』で世界中の人々に問いかけるのは “人生で最も重要”なテーマ<もしも生まれる前に“どんな自分になるか”を決める場所があったとしたら?>。並々ならぬ自信の覗かせる天才クリエイター ピート・ドクターはイマジネーションあふれる世界を舞台に、どんな笑いとどんな感動を贈るのか?

 2020年夏に全国公開。

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