WAVE「会いに行けるような活動を」47都道府県ツアーで得た自信と確信
INTERVIEW

WAVE「会いに行けるような活動を」47都道府県ツアーで得た自信と確信


記者:村上順一

撮影:

掲載:20年03月06日

読了時間:約15分

会いに行けるような活動をどんどんしていきたい

――さて、新曲「今夜は月が見えません」がリリースされますが、和のテイストが入ったWAVEの新機軸の1曲になりましたね。

YASU 世界観がしっかりと決まった曲でした。撮影も含めて、世界観を表現するのが難しかったんです。和のテイストが入っているんですけど、今まで踏み入れてなかったので、これは僕らにとっては斬新なことでした。音に関しては僕ららしく今の音、シンセのサウンドも入っていますが、どうやってこの曲を歌で表現しようか悩みました。レコーディングではディレクションしてもらって、それも勉強になりました。

YASU こういった雰囲気の歌詞も初めてだったので、どういった感情、気持ちで歌えば良いのかわからなかったんですけど、ずっと歌い続けているうちに、その世界観に入り込めるようになってきて。今までも哀愁漂うバラードはありましたけど、僕らの中では新しいけどWAVEらしさと上手くマッチした一曲になったと思います。歌詞はすごく切なくて、想い合っているけど、結ばれない悲しさがあって。MVも都会や神社で撮影したんですけど、時空を超えて愛し合っているような感覚にも取れるのですごく好きなんです。

MASA レコーディングは終わってますけど、これからまだまだ成長していく1曲だなと感じています。そこは楽しみにしてもらえたら嬉しいです。正直、まだちょっと自分のものに出来ていない感じもあるので、これから歌い続けて自分のものにして行きたいんです。かなり楽曲が作り込まれているので、曲に負けない表現をしたいと思っていて、もっと良くなっていく要素しかない曲です。新しいことというのはすごく重要です。それをどうやって僕らしさ、オリジナリティを作り出すのか、というのは楽しいです。

――最後にこれからの目標をお願いします。

MASA 昨年掲げた47都道府県を回り切るというのを達成して、新しい目標が出てくるんですけど、ただ目標を作るのではなくて、なぜ目標を作るのかというところを考えた方が良いのかなと思っています。それは、誰のためかと問われれば応援してくれる人たちの為なんです。僕たちを観て日々が楽しくなる、幸せになってくれる活動を長く続けていければと思っています。その為には僕らが発信した事をしっかりと受け止めてもらえるような存在にならないとダメで、それには好きになってもらえるような活動をしていきたいんです。売れたいとかありますけど、その前に知ってもらわなければいけない、その為に47都道府県ツアーをやったわけですし、これからも会いに行けるような活動をどんどんしていきたいです。

YASU 僕らは活動して6年になりますけど、それはファンの方がいなかったら出来なかったことです。ツアーを成功できたのも駆けつけてくれた人がいたからなんです。だからこそ次の目標にも進んでいけるので、これからも応援宜しくお願いします。

(おわり)

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