転校少女*「4人で力を合わせて限界突破」新体制の情熱が切り開く未来
INTERVIEW

転校少女*「4人で力を合わせて限界突破」新体制の情熱が切り開く未来


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年02月26日

読了時間:約9分

新体制になってみなぎる4人の情熱

転校少女*

――「情熱リボルバー」にちなんで、今みなさんが情熱を注いでいることは?

寺田葵 私は毎朝メイクをするために洗面台に立ちながら、転校少女*の曲をひたすら流しています。自分で歌う分、びっくりするくらい転校少女*の曲を聴いてなかったんです。

塩川莉世 聴いて!

――確かに自分の曲はそんなに聴かないというアーティストもいますね。

寺田葵 自分の声が入っているのが何となく恥ずかしくて…でも今は人数も歌割りも変わったので、毎回のライブに緊張感を持って挑めている分、体に染み込ませようと毎日聴く習慣ができたんです。

塩川莉世 本当に? 何の曲?

寺田葵 本当だよ! 全部上から流して自分でセットリストを作ってその順番で流すんです。この体制になってから始めたことなんです。リリースイベント期間中なので、2人や3人という時でも対応できるように他のパートの歌詞も覚えてようと聴いているんです。

――新体制になって沸いてきた情熱ですね。松井さんは?

松井さやか 最近ジムに通い始めました。深夜24時から朝までいけるコースで、ライブが終わった後もジムに行って筋トレを30分くらいしたあとに1時間ランニングをするという運動に情熱を注いでいます。これも新体制になってからなんです。体力作りとシェイプアップのためと、自分を磨いて良いパフォーマンスをするためにやっています。

――新体制になってとても前向きになったのですね。気持ちが行動に移っているのが凄いです。

松井さやか 思い立ったらすぐに行動するタイプなので、「ジムに行こう」と思った次の日に契約してその日から始めました。週4くらいで行ってます。

塩川莉世 私は昨日の夜からなんですけど、Instagramのストーリーを投稿する時のGIFなどを編集する勉強をしています。SNSを見てライブに来てくれるという方もいるからSNSは凄く大事なので、編集技術を上げようと色々頑張っています。これは今年身につけたいことです。

――凄く意欲的でいいですね。上原さんは?

上原わかな 今、卒業論文を書いていることに情熱を注いでいます。テーマはSiriとかのAIアシスタントが好みの曲を見つけることについてなんです。顔の表情とかで曲を選別するのが面白くて、笑顔や暗い表情に曲を紐づけて流すんです。そこに転校少女*の曲を入れると「Girl*s Time」とかは明るい表情の時に出てくるんです。落ち込んでいる表情の時は「プロムナードの足跡」とか。

塩川莉世 「プロムナードの足跡」は落ち込んでる時に選ばれる曲なんだ(笑)。

上原わかな 「元気出して」みたいな曲だからかな。

――「情熱リボルバー」はどんな表情の時にAIが選ぶのか面白そうですね。

上原わかな たぶんテンションが高い表情の時に出てくると思います。

――みなさんそれぞれ新体制になってからの情熱があふれていますね。今後の目標は?

松井さやか 3月28日から転校少女*全国ライブハウスツアー『ライブリボルバー2020』が始まるんですけど、これまでは座席があるホールでのライブが多くて魅せる演出が多かったんです。ライブハウスとなると見えかたも変わってくると思うし、勢いも凄く大事なのでそこで勢いのあるライブをして、チケットが手に入りにくくなるくらいたくさんの人に「ライブに行きたい」と思ってもらえるライブをしたいです。そして全会場ソールドアウトの満員御礼でツアーを完走したいというのが今の目標です。

――最後に、現体制でのこれからの意気込みをお願いします。

上原わかな 新たな4人体制で責任感をしっかりと持って、前と上を向いて笑って頑張って行きます!

塩川莉世 各々の個性を確立させてステージングできるグループになりたいと思います。

寺田葵 私が思うのはシンプルに、人数が少なくなったからこそのスキルアップです。4人だからこそ見せ場が増えたので、今だからこそ個々でも頑張ってグループとして魅せる努力をしていきます。

松井さやか 5年以上やっていてメジャーデビューさせて頂いて活動できるのは当たり前じゃないというのを改めて感じています。続けられるところまで限界突破して4人で力を合わせて頑張りたいと思います!

(おわり)

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