マジカル・パンチライン「やっぱり6人で頑張ろう」音楽で確認した強い絆
INTERVIEW

マジカル・パンチライン「やっぱり6人で頑張ろう」音楽で確認した強い絆


記者:平吉賢治

撮影:

掲載:20年02月19日

読了時間:約11分

 6人組女性アイドルグループのマジカル・パンチラインが19日、メジャー1stフルアルバム『MAGiCAL SUPERMARKET』をリリース。マジカル・パンチライン6人体制グループ史上初となるフルアルバムを結成4周年という記念すべき日にリリースする彼女たち。昨年2月に吉澤悠華と吉田優良里が加入し、6人体制となってから約1年を経ての変化や今後の展望などについて語ってもらった。【取材=平吉賢治/撮影=村上順一】

結成4周年記念日に初フルアルバム

『MAGiCAL SUPERMARKET』通常盤ジャケ写

――マジパン結成4周年で6人体制初、グループ史上初のフルアルバムリリースですね。

沖口優奈 今までミニアルバムは出させて頂いてきたんですけど、フルアルバムは初めてなんです! 結成日という大切な記念日に、今までの私達を表すような一枚を出せることが凄く嬉しいです。

吉田優良里 私は去年の2月に新メンバーとして加入して、まさかこんなに早くフルアルバムを出させて頂けるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。

浅野杏奈 個人的に思うフルアルバムで一番変わったことは、悠華と優良里が入っていなかった時の曲が6人バージョンで新たに声が入っているんです。それを聴いた時にマジパンが団結して「やっぱり6人で頑張ろう」と思いました。

――この1年でグループの団結力は高まってきたと感じますか。

吉澤悠華 私はちょうど去年の今頃にメンバーと会ったので、その頃は本当に緊張して何を話していいか分からない感じでした。でも、1年一緒に過ごしてきて距離が縮まって、今は頼れるお姉さんという存在でたくさんお世話してもらって、グループとしてもどんどん一つになっていると思います!

清水ひまわり 悠華と優良里が入ってきた時は、やっぱり4人と2人で分かれるというか、楽屋での過ごし方もそういう感じだったんです。でも、去年はワンマンだけではなく生誕などのイベントがあって新メンバーにフィーチャーする回がたくさんあって、ステージ上での各メンバーのキャラも私達が理解できたというのもあります。今までは自分達を“OBキャラ”とか言ってたんですけど、優良里は“パッション”なんです。悠華は“まったり、おっとり”という感じです。そのへんが分かってきて、今作はそのあたりの部分も含めてのまとめなのかなと思います。“授業”みたいな。

沖口優奈 “授業”ってどういうこと(笑)。途中からまとめかたが分からなくなってきてるでしょ!(笑)

清水ひまわり だから2人とメンバーの個性が詰まってて!

浅野杏奈 このアルバムで、2人のキャラもグループ像も分かる、ということが言いたいんだよね?

清水ひまわり そうそう。

浅野杏奈 グループのキャラ面についての話を頑張ってアルバムに着地させようとしたら変なことになったんだよね?

清水ひまわり 全部通訳された(笑)。

――ところで、前回のインタビューでシングル「もう一度」のオリコンランキング1位という目標を掲げられていましたが、実際にはデイリーランキング2位を記録と凄く惜しかったですね。

沖口優奈 そうなんです。ウィークリーでは7位と、マジパングループ史上最高位を頂くことができたんです。だから去年の「もう一度」で、またひとつマジパンとしての新たな進展が残せたという感じがあります。

――昨年はメンバー加入に3枚のシングルリリースと色々なことがありましたね。

小山リーナ 新体制6人で初めての夏フェスも印象的な年でした。手応えもあって、みなさんも盛り上がってくれたので思い出深い年でした。

吉田優良里 凄く大きなフェスで、他のアイドルさんのお客さんもいらっしゃるしとても緊張しました。でもみなさん盛り上がってくれて楽しかったです。

沖口優奈 6人で初めて出演させて頂いた対バンライブでは、マジパンの番になったら人が減っちゃって凄く悔しい思いをしたんです。でも最近の対バンライブだと、マジパンを知らないだろうなという感じの方でも最後の曲の方では踊ってくれたり、だいぶ会場との一体感を感じられるようになりました。それでも、もっと凄いアイドルさんはたくさんいらっしゃるので2020年は対バンライブで「マジパンいるじゃん!」と押さえてもらえるグループになりたいと思います。2019年は悔しい思いも叶えられなかった目標もあったので、今年はまた一歩前に進める年にしたいです!

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