パノラマパナマタウン、田村夢希(Dr)脱退を発表「音楽以外に目を向けたくなった」
パノラマパナマタウン【撮影=いこぷーる(Maiko Otaki)】
パノラマパナマタウンから田村夢希(Dr)の脱退することが発表された。
脱退については、田村自身の人生において音楽以外にチャレンジしたいものができたこと、またそのことがバンドの勢いを止めてしまうと考え、メンバー・スタッフ間での協議を経た結果ということが本人のコメントより語られている。
また、バンドは現在Vo.岩渕の喉におけるポリープ手術、および治療の為ライブ活動休止中であるが、このタイミングで脱退を発表することになったことについては、復帰に向けて準備を重ねている中でリスタートのタイミングで立ち止まることのないように今回のタイミングでの発表とした、とコメントしている。
4人体制では、1月19日にツアーファイナルを迎えた恵比寿LIQUIDROOM公演が最後となった。バンドとしては、今後サポートメンバーを迎えた編成で活動を続けていくことを発表している。
Dr.田村夢希 コメント
パノラマパナマタウンを脱退することになりました。応援してくださっている全ての皆様、ご迷惑おかけして、誠に申し訳ございません。
辞める理由はバンド、そして音楽以外に目を向けたくなったことにあります。すべて自分勝手な都合になります。ごめんなさい。
自分にとって音楽とは感動させてくれるものです。
私は音楽を聴くと、「これでいいんだ」と励まされて元気をもらえたり、逆に思い出したくない出来事がフラッシュバックして辛くなったり、ただただフロアで踊りたくなったり、いろんな感情や衝動が生まれます。そんな音楽が好きだし、パノラマパナマタウンで演奏するのは楽しくて幸せでした。でも周りを見渡すと私を感動させてくれるモノゴトは音楽以外にもたくさんあって、次第にその興味は大きくなりました。バンドをやめてチャレンジしたいと考えるようにさえなりました。
葛藤して気持ちが不十分なままの自分がバンドに居続けることはできないと判断しました。本気でバンドに臨めなくなってしまいました。それではみんなに迷惑をかけるし、やっぱりがむしゃらに突き進んでいくパノラマパナマタウンがかっこいいんだと思います。今の自分はかっこよくないし、それなら辞めるしかないと思うようになりました。
Vo.岩渕が喉のポリープを治療する為にバンドは現在ライブ活動休止中です。このタイミングで脱退をすることになったこと、誠に申し訳ございません。本来なら岩渕を支えないといけない立場であり、復帰に向けて尽力しなくてはいけないはずでした。しかしながら復帰に向けて準備をはじめるこのタイミングがベストだと私は判断してメンバーに打ち明けました。バンドもリスタートに向けて新しい気持ちになっています。復活したらそのままぶっちぎって走り抜けて欲しいです。もう今後は立ち止まらないよう今のタイミングにいたしました。
ファンの皆様へ。これからもパノラマパナマタウンの応援をどうかよろしくお願いします。ファンがバンドにとって最強の味方です。よろしくお願いします。今までお世話になりました。
絶対にもっとかっこよくなってバンドは復活します。
2020年2月1日
田村 夢希

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