菅田将暉が30日、都内でおこなわれた、第70回紅白歌合戦のリハーサルに臨んだ。紅白初出場に「不思議な気持ち」。初出場会見に出席できなかった菅田。この日が「お披露目の場」として、「白組なので髪の色を抜いて髪を挙げてきました」と気合十分。紅白で締めくくる芸能生活10年の節目の年は「濃い1年だった」と振り返った。

 リハーサルではストリングスをバックに本番さながらに「まちがいさがし」を歌った。リハーサルを終え「前後の並ばれている方の歌唱を見てすごい所に来たなと不思議な気持ちになって。こんなところにいるんだなと。普通にSuperflyのライブを見て、次は俺かと。エンジンがかかってきたところで終わって。本番では最初からエンジンをかけないとな」と振り返った。

 顔合わせでの立ち位置は、五木ひろしと氷川きよしの間。「緊張していたけど、五木さんや氷川さんが優しく声をかけて下さって、それでようやく」緊張が解けたそうだ。また、点数を数える野鳥の会を目の当たりにし「かっこいい」と興奮の様子だった。

 普段の年末は実家のリビングで紅白などを見て過ごしているという。紅白への出場は「一生に一度ないのでお邪魔しますという気持ちです」とし、祖父母に孝行ができると喜んだ。

 芸能生活10年の今年。「ずっと怒っている役ばっかりで、なんでこんなに怒っているんだろう、何のために涙を流しているんだろう、というのもありましたが、ドラマも舞台もツアーもやって、まさかここにきて紅白、濃い1年でした」とした。そんな今年の漢字は「命」。照れ臭そうに「命をかけたなと」。

 また髪型については「作品に入っているわけではないけど、この前まで舞台やっていて、見た目も変えてみたいから白組だから色を抜いて、会見は出席できなかったので、きょうのリハがお披露目だと思って髪の毛を挙げました」と語った。

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