給食の思い出
――撮影はすでに終えているとのことですが、振り返っていかがですか?
すごく楽しかったです。給食のシーンは、クラスみんなで食べているシーンを撮った後に、市原さんだけでのシーンを撮ることが多かったので、撮影現場では市原さんのシーンは毎回見ることはできなかったのですが、後に出来上がったものを見て「こんなことやってたんだ」ってびっくりして(笑)。
――監督も笑いをこらえるのが大変だったと言っていますね。
私も大変でした(笑)。給食に限らず、監督のモニターの横で見る機会があって、本当に面白くて、笑いそうになったことが何度もあって。普通にお芝居をしていてもおかしくて、こらえきれず笑っちゃいました。
――そういう現場はなかなかないですよね。
こらえきれずに笑っちゃうというのはなかなかないですね(笑)。
――武田さん自身、給食の思い出はありますか。
私も含めて女の子みんなで、おかわりに行くのが恥ずかしくて遠慮していたのを思い出しました。結局おかわりしなかったり、友達と一緒に「行こうよ!」と誘って行ったり。好きなメニューが「ツナごはん」で。にんじんしりしりとツナ、胡麻かご飯に混ざっていておいしかったんですよ。私自身は食べるのが遅くて(笑)、でも同じメニューを食べながらお話しする、ああいう時間は貴重だったなと思います。
――共演者の方とはいかがでしたか? 体育教師の辻本達規さん(BOYS AND MEN)とかは?
BOYS AND MENのお方とはいろいろと共演させて頂いていて、辻本さんにも「もう少しでコンプリートできそうです」と伝えたぐらいです(笑)。メンバーそれぞれ個性が違いますし、辻本さんはすごく面白くて、体育教師役がピッタリ。現場を盛り上げて下さったので、本当に助かりました。
――改めてメッセージを。
こんなに給食に対して考えることもないですし、またコメディという観点から見てもすごく楽しい現場で、綾部真弥監督作品としては2作目(1作目=『人狼ゲーム インフェルノ』)ですが、今回また楽しい作品でご一緒できてすごく嬉しいです。映画化も決まりましたし、食について考えるのもなかなかないと思いますので、これを機会にもっともっと食について大事に思っていきたいなと思いました。