MV撮影に臨む姿勢
――「Snow White Girl」はミュージックビデオ(MV)も撮影されていますが、完成してみていかがですか。
U これまでの作品はBeemer(ファンの呼称)のみんなから、それぞれ好きなメンバーへのリアクションが来るんですけど、今回個々ではなくみんな良いと言ってくれるんです。それぞれの良さが出たMVだと思いますし、ひとつの世界観を打ち出せた映像作品になっていると思います。
――印象的だったシーンは?
MASATO 初めて雪を降らせて頂きました。地面に落ちても消えない、固形の泡のような雪なんですけど。
U なので、あれを吸いこんでしまうと大変なことになるんです。
REI 雪の量の調節がけっこうシビアで、Uさんが雪で隠れてしまって。
U あれはすごかったです。あと、スタジオでセットチェンジして撮影したのも初めてだったので、これはなかなかお金が掛かってるんじゃないかなと。それもあってもっと頑張りたいなと思いました。
――笑顔が印象的だったのですが、良い笑顔を作るコツはありますか。
REI コツですか!? うーん、やっぱり何事も心から楽しむことじゃないかなと思います。
U REIは撮影の時、割と気合い入れるタイプなんですけど、今回は肩の力が抜けていた感じがしました。
REI 曲によって姿勢は変わります。例えば「Don't think, feel.」のような曲だったら気持ちを引き締めて行きたいですけど、「Snow White Girl」は伝えたい表情が違かったので、スタジオの入りから柔らかく行きました。
SATORU えっ! 入りから?
一同 (笑)。
REI でも、そういうモードはMASATO君の方があるんじゃないかな?
――MASATOさんもそういった撮影モードみたいなのが?
MASATO いやいや、そういうのは僕はないと思います。
U でも、曲の世界観とか僕らの中で一番敏感なのはMASATOだと思います。この曲はどんな世界観なのか絶対聞いてきますから。
MASATO 普段の自分がすごく普通なんです。それもあって、世界観に入り込まないとダメなのかなと感じている部分があって...。僕は意識して集中しないとTHE BEAT GARDEN のMASATOではない、滋賀県のMASATOが出てしまうので(笑)。
U ライブではそれぞれスイッチがあると思うんですけど、この曲をライブで歌う時、ステージで一番MVに近い雰囲気を出せているのはMASATOだと思うんです。
――SATORUさんは撮影にはどのような姿勢で臨みましたか。3人が歌っているなかでの、SATORUさんの存在感が以前よりも抜けてきたなと思いました。
SATORU ありがとうございます! 今回は今まで以上にイメージトレーニングはしていきました。
REI それは僕も思いました。雪の降るシーンで、ソロカットがあって、そこは自由に動いて良かったんですけど、そこでジャンプしたり色んな表現をしていたのが印象的でした。ちょっと俳優っぽいといいますか。
SATORU イメトレの成果が出ましたね(笑)。