生駒里奈&矢部昌暉ら

10月24日(木)、TOEI TECMO CAFE & DININGにて、生駒里奈、矢部昌暉(DISH//)がW主演を務める舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」の制作発表が行われた。同舞台は「花とゆめ」(白泉社)にて連載中の草凪みずほ氏による漫画作品が原作であり、王女ヨナとその仲間の成長を描く大河ファンタジー。流浪の身となりながらさまざまな人との出会いにより成長し、自身の運命に向き合っていく姿が描かれている。好評連載中の人気コミックは2014年にアニメ化され、2016年には第一弾、2018年に第二弾の舞台公演が行われた。

今作品の意気込みについて前作に続き、ヨナを演じる生駒は「1回演じた役だからこそ、もっともっとヨナ姫について深く考えて自分の思いを広げていって、さらにみんなの冒険を皆様にお伝えできたらと思います。」と綴り、「前回よりも強くなろうと必死にもがいている姿のヨナ姫は今の自分に重なる部分も多いです。」と自分の演じる役柄について語った。

同じくW主演のハクを演じる矢部は「同じ役を続編でやらせていただく事が初めてなのですごく嬉しくて、前回の経験を生かしてより更にたくましくかっこいいハクを演じられればと思います。」と語り、「大刀を振り回すのは大変なので本番までにはかっこいい殺陣に仕上げたいと思っております。」と舞台本番に向けて意気込んだ。

前作よりスウォン役を演じる陳内将は「新たなキャストが加わり、若いパワーがありますので彼らに負けないように僕らも彼らを支えられるように良いカンパニーを作れたらなと思っております。」と述べ、「ヨナと目を見て会話するシーンが一度もありませんので、心のバランスをどう保てば良いのかというのが難しい点。」と一同が笑いに包まれた。

制作発表には新しく加わるキャスト、塩﨑太智(M!LK)、曽野舜太(M!LK)、山中柔太朗(M!LK)、堀海登、熊谷魁人も参加し、同舞台に対する意気込みを思い思いに述べた。

また、原作者の草凪みずほ氏が熊本県在住という事で、熊本県PRキャラクターのくまモンが応援に駆けつけた。くまモンは登場すると生駒に投げキスを送り、会場を沸かせた。熊本出身の陣内は「九州男児同士、皆様の前に立てる事が夢のようでございます。」とくまモンと肩を組んだ。草凪みずほ氏が舞台化を記念して原作キャラクターとくまモンのコラボレーションイラストを書き下ろしたビジュアルも披露された。

最後にW主演の2人より舞台を待っている方へ舞台の見所も紹介され、生駒は「今回若い力が加わり、毎日癒されながらみんなの頑張っている姿にこの作品ももっと高まっていくんだろうなという期待も込めて、自分も負けてられないという思いで稽古しております。そして原作が好きな方は「このシーンこういう風になるんだ」という発見もしていただきたいですし、一番はヨナ一行がどのように旅をして成長していくかが見所だと思いますので、一生懸命演じられるように頑張っていけたらと思います。」と語り、矢部は「暁のヨナという作品は出てくるキャラクターがみんな個性的で凄く魅力的なのでそれぞれのキャラクターも好きになってくれると思いますし、少女漫画なので胸キュンポイントもありつつ、それぞれの人間ドラマなどいろんな物語が詰まった作品になりますので是非皆さん楽しみにしていて下さい。」とメッセージを述べた。

「暁のヨナ〜烽火の祈り編〜」は2019年11月16日(土)〜11月23日(土)の間EXシアターにて全11公演行われる。なお、TOEI TECMO CAFE & DININGでは、10月24日(木)〜11月13日(水)まで、「暁のヨナ」Cafeが開催中。

舞台「暁のヨナ~烽火の祈り編~」

「暁のヨナ~烽火の祈り編~」は、草凪みずほのマンガ「暁のヨナ」を原作とした舞台の第3弾。昨年上演された第2弾に引き続きヨナ役を生駒里奈、ハク役をDISH//の矢部昌暉が務める。7人組ボーカルダンスユニット・M!LKの塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗が新キャストとして出演するほか、堀海登、熊谷魁人、山田ジェームス武、釣本南、瀬戸祐介、本西彩希帆(劇団4ドル50セント)、武智健二、寿里、そして陳内将が登場。

Photos

記事タグ