=LOVE「もっと大きなステージで」新体制で見えた未来への気概
INTERVIEW

=LOVE「もっと大きなステージで」新体制で見えた未来への気概


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年11月01日

読了時間:約7分

MVで見せた涙の秘密

――皆さん大号泣の「ズルいよ ズルいね」のMV撮影はいかがでしたか。

齊藤なぎさ 私の撮影は早朝の駅だったんですけど、人も多くて電車もたくさん来るしで、その中で泣かなければいけないので、すごく大変でした。なんとか気持ちを作って何回も泣いたんですけど、それで頭が痛くなってしまって…。その後に彼氏と笑っているシーンだったので、感情の切り替えが忙しかったです。あと、ダンスシーンがすごくお気に入りなのでたくさん見てほしいなと思います。

――どんなことを考えて泣いたんですか。

齊藤なぎさ 私はお母さんっ子なんです。なので、ママの事を考えながら泣きました。もし、ママがいなくなってしまったらどうしようって。もう、ママが常にそばにいないとダメなんです。撮影の時もママがいる場所から遠いな、とか考えたら涙が出てきて…。

――お母さんへの愛がすごいですね。あと何年かで親離れ出来そうですか。

齊藤なぎさ 無理だと思います(笑)。一生ママと住みます!

――決心が硬いですね(笑)。佐々木さんの撮影はいかがでしたか。

佐々木舞香 私は1番最後の撮影でした。なので、みんながどんなシーンを撮ったのか動画で観れたんです。みんなが泣いている姿に感心しながら私も泣いたんですけど、わりとすぐに泣けて(笑)。

――泣くのは得意なんですか。

佐々木舞香 得意というわけではないんですけど、撮影場所から電車が通っているのが見えて、それを見ていたら自然と涙が出てきて。なぜか夜の電車って悲しく感じるんです。

――その感覚なんとなく分かります。大谷さんはいかがでしたか。

大谷映美里 私は閉園後の遊園地で撮影しました。誰もいない遊園地で、この撮影のために電気をつけていただいて、特別感があって嬉しかったです。カップルのエキストラさんが何組か来て下さって、その方達とすれ違いながら泣くというシーンだったんですけど、それだけで涙が出てきたので、撮影はスムーズでした。

――良い雰囲気だったんですね。諸橋さんの撮影はどんな感じでしたか。

諸橋沙夏 一人ひとりに設定を作って下さったんですけど、私の設定の女性になかなか共感が出来なかったんです...。歌詞もいまだに理解出来ていない部分があって、<あなたの嫌いな色を纏い >というところの感情が難しく、感情移入が出来ずなかなか泣けなくて…。この後にダンスシーンの撮影が詰まっていたので押せないし焦りました。

――結局どのように泣かれたのでしょうか。

諸橋沙夏 私はおばあちゃんっ子なんです。それでおばあちゃんが福島に住んでいるんですけど、ちょうど常磐道が近く通っていたので、そこからおばあちゃんのことを考えて無事に泣くことができました。

――野口さんはいかがでしたか。

野口衣織 私は一番最初の撮影でした。めちゃくちゃ朝が早かったので、睡魔がすごくて...。それで「大丈夫かな」と不安だったんですけど、泣くための気持ちを作り始めたら、「これいける」という感じになったんですけど、いざ撮影がスタートすると、緊張からか気持ちが入らなくなってしまって...。

――どのように切り替えたんですか。

野口衣織 朝が早かったので、きっとまだ寝てるメンバーもいるんだろうなと考えて、頭の中でズルイよ、ズルイねと気持ちが入って、泣くことが出来たんです(笑)。

齊藤なぎさ そっちの感情(笑)。

野口衣織 きっかけはそれです(笑)。でも、その後はしっかり歌詞の世界観に入れて、泣くことが出来ました。

――きっかけはどうあれ良かったですね(笑)。では最後にこれからの展望、目標を教えて下さい。

齊藤なぎさ これまで6枚シングルを出させていただいたんですけど、これからもっと大きなステージで歌って踊りたいという気持ちが大きいです。少しずつ皆さんに私達のことを知ってもらえてきている実感もあるのですが、もっと沢山の人に知ってもらえるように、みんなで頑張っていきたいと思います。

(おわり)

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