元KARA・ニコル「アコースティックでも歌えるシンガーに」今目指すスタイル
INTERVIEW

元KARA・ニコル「アコースティックでも歌えるシンガーに」今目指すスタイル


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年11月01日

読了時間:約8分

アコースティックでも歌えるシンガーに

ニコル

――ソロデビューしてから歌の変化、成長したなと感じている部分はありますか。

 6月にライブをやった時、成長した感覚がありました。バラードを歌わせて頂いて、その表現力、声の使い方は以前よりも良くなったんじゃないかなと感じています。

――日本語の方もさらにレベルアップしていると思うので、歌詞への理解力も高まってますよね?

 確かに前よりも理解して歌えるようになってきたと思います。昔からアコースティック系の曲は好きだったんですけど、上手く表現出来なかったんです。でも、今アコースティックでも練習しているんですけど、良い感じに歌えるようになってきました。

――ニコルさんはシンガーとしてどこを目指していますか。

 変わらずにダンス系の曲もやっていきますし、バラードシンガーというほどではないんですけど、アコースティックな感じ、ピアノやギターといった楽器だけで歌えるシンガーになりたいです。

――ディナーショーとか期待してしまいますね。

 それも、今考えているんです。たぶんアコースティックでしっかり歌えるようになったら、ファンの皆さんにも成長を感じてもらえるんじゃないかなと思います。

――ライブで披露されていた宇多田ヒカルさんの「First Love」のカバーもすごく良かったので、楽しみですね。

 ありがとうございます。あの曲は私のコンディションにものすごく左右されてしまう難しい曲なんです。最近気づいた事があって、ダンス曲で身体が温まってからバラード系は歌った方が良いということに、この前のライブで気づきました。6月のライブは東京公演は「First Love」良かったんですけど、大阪公演は自分的には厳しかったです...。

――ダンスといえば、KARA時代にマイケル・ジャクソンの「Beat It」をパフォーマンスしていましたが、またカバーして欲しいなと個人的に思ったり。

 本当ですか? ありがとうございます。でも、自分では良かったのかよくわからないんです…。あの時は私も10代で何が良いのかもわかっていなくて。スタッフさんからカッコよくアレンジするし、ニコルなら出来るよと「Beat It」をやって欲しいと言われてチャレンジしたので、自分が得意なものというわけではなかったんですけど、良かったと言ってもらえて嬉しいです。ただ、あの曲で足を怪我をしてしまったのは苦い思い出です。

――そうだったんですね。KARAといえばハラさんも日本での活動が本格的に始まりました。元メンバーの活躍はどう感じていますか。

 私もハラちゃんのことを応援していますし、ハラちゃんの新曲「Midnight Queen」も彼女にピッタリで、日本での活動も楽しみなんです。

――KARAのメンバーの方とも連絡を取り合っているんですよね。

 ジヨンには先月、韓国で会いましたよ。

――会ったときはどんなお話をされるんですか。

 これからのこと、どうしていきたいのか、など話す事もありますし、ガールズトークをしたり色々話します。

――今も仲が良いというのは良いですね。ちなみにニコルさんにとってKARAというのはどういった存在ですか。

 私にとってKARAというのは、大切な思い出なんです。すごくキラキラした時間でKARAとして活動出来たことを誇りに思っています。KARAがなかったら今の私はいないですから。かけがえのないグループなんです。

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