今年大みそかに放送される『第70回NHK紅白歌合戦』の司会者が18日発表され、紅組は綾瀬はるか、白組は櫻井翔、総合司会に内村光良が決まった。司会者の起用理由について、NHK制作局第5制作ユニット<音楽・芸能>ジャンル長の二谷裕真氏が説明した。

 〇…紅白は2016年から4年にわたってテーマに「夢を歌おう」を掲げ、今年はその締めくくり。平成から令和へと元号が変わり、来年には東京オリンピック・パラリンピックが開催される。二谷氏は「そんな新たな時代に希望をもたらしてくれる歌の数々を世界中にお届けし、輝かしい未来へみなさまの夢を“歌の力”で応援します」と述べている。

内村光良(総合司会・起用理由)

 3年連続の総合司会です。そのお人柄や、ユーモアのセンス、そして何より、歌手の方々や歌を大切にしてくださるお気持ちが、多くのみなさまの共感を呼んできました。今年は、連続テレビ小説「なつぞら」での温かな“語り”も、お茶の間で大きな話題となりました。4年連続の「夢を歌おう」というテーマを全うするにあたり、総合司会として最もふさわしい方が、内村さんだと考えています。

綾瀬はるか(紅組司会・起用理由)

 4年ぶり3度目の紅組司会となります。人気、実力ともに、いまや日本を代表する女優のおひとり。これまでの紅組司会でも、被災地に寄り添う企画など、感動の名シーンをたくさん作ってくださいました。「八重の桜」「精霊の守り人」そして「いだてん」と綾瀬さんには数々のNHKドラマで、強くて優しい女性を演じていただきましたが、第70回紅白でも、力強く紅組を率いていただけると確信しています。

櫻井翔(白組司会・起用理由)

 2年連続で、櫻井翔さんにお願いしました。ご承知のようにさまざまな番組で、司会やキャスターとしての実力を発揮されています。昨年の紅白でも、白組だけでなく紅白全体をリードしていただき、心から感謝しています。令和初の紅白を盛り上げていただくために、今年も櫻井さんの素晴らしい進行力に大きな期待を寄せています。

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