RED WARRIORSは生き様
――お互いの歌やプレイ、パフォーマンスの印象はどのように変化していますか。
木暮"shake"武彦 自分も含めてみんなそれぞれヘヴィーになってる。
小川キヨシ ユカイくんの安定した歌唱力とパフォーマンスは素晴らしいし、shakeのますます強くなる個性はすごい。
ダイアモンド☆ユカイ 30年という時が色々成長させてくれたというか、みんな昔よりパワフルになって、音もダイナミクスがすごくなったと感じてる。本当にプロフェッショナルになったなと感じてるよ。リハもちょっと一回合わせれば大体掴めるし、音に対してみんなストイックになったのもあって、俺はすごく歌いやすい。あと、パフォーマンスも昔よりもみんな大胆になってきてるというのを感じているよ。
――10月に開催される『"SWINGIN´ DAZE“ 21st Centtury & The Greatest Hits』は、2部構成でリクエストを募って、上位10曲が中心にセットリストが組まれるとのことですが、リクエスト途中経過で意外な曲もありましたか。
ダイアモンド☆ユカイ まだここから変わっていくとは思うんだけど、意外な曲というのは今のところないかな。案外みんな同じ曲を聴きたいんだなと思ったよ。意外な曲も来るかと思って、ビクビクしていたところもあるんだけど、今のところはそういう曲はなさそうなので、俺たちが選んでやるしかないかなと(笑)。みんなの聴きたいRED WARRIORSというのは、このリクエストで大体わかったから、『”SWINGIN´ DAZE“ 21st Centtury & The Greatest Hits』の2部は、声が続く限り大いに盛り上げて行きたいと思います。
――RED WARRIORSは解散当時と現在で、大きく進化、変化したところはどこにあると思いますか。
木暮"shake"武彦 3人のそれぞれの長い年月に獲得したものが加わったと感じています。
ダイアモンド☆ユカイ お互いを理解するようになったところかな。以前は俺は硬めの蕎麦好きなのに、なんでそっちはゆるい蕎麦を食べてんだよ、みたいなところでケンカしちゃったりね(笑)。でも今は大人になってそういうところも許せるようになったかな。
音楽面ではちょっと上から目線からになってしまうけど、shakeはすごく演奏が上手くなった。当時と比べたらバリエーションも増えたし、キヨシも低音が気持ち良いベースを弾くようになって、さらに歌いやすくなったかな。普段は別の方向を向いているけど、RED WARRIORSの団結力は昔以上に強烈になったと思うよ。
――10月12日から14日に開催される『"SWINGIN´ DAZE“ 21st Centtury & The Greatest Hits』に向けて、それぞれの意気込みをお願いします。
ダイアモンド☆ユカイ 2部構成というライブは初めてなんだよ。1部の『”SWINGIN´ DAZE“ 21st Centtury』だけでも、目一杯パワー使うんだよね。そして、2部の『The Greatest Hits』へ行くわけだから「死んじゃうんじゃないかな、俺」みたいな感じでさ(笑)。だから、ステージで死んじゃうかもしれないから、もう3日間悔いが残らないように、そんな思いでライブさせてもらいます。
木暮"shake"武彦 メンバーみんな50代後半だし、『SWiNGIN DAZE』をやるのも最後になるということもあり得るので、自分も悔いのないライヴをやって最高に楽しみたいです。
――最後に3人にとってRED WARRIORSとはどのような存在でしょうか。
小川キヨシ 大切な存在だね。
木暮"shake"武彦 逃れられない宿命、台風のようなバンドかな。
ダイアモンド☆ユカイ RED WARRIORS=ロックンロールだからね。俺にとってはロックンロールするそのものがRED WARRIORSかな。ソロやROLL-B DINOSAURとかやっているけど、RED WARRIORSは別物だよね。自分のプロデビュー=RED WARRIORSだから、一つの生き様みたいな感覚はあるよね。
(おわり)