ときめき宣伝部「新しい領域に入った」変革期に感じる成長と新たな魅力とは

今年が一番の勝負どころ

小泉遥香

――リリースイベントも始まりますね。

坂井仁香　今回のシングルの曲は今までにない曲になっているので、違う私たちをパフォーマンスで見せられればいいなと思っています。夏のフェスでも「初めて見た」という方が多かったので、リリイベでもたくさんの人をロックオンできるようにしたいです。「恋のシェイプアップ□」と「妄想プールデート」はもう披露しています。

藤本ばんび　ファンの人もノリノリで、新曲だけど馴染んでるかなと思います。

坂井仁香　「一方通行、恋の罠」とかは難しい曲ですが、心配されるのではなく「とき宣めっちゃかっこよくなってる！」と思われるようにレベルを上げて披露したいです

――リハーサルの雰囲気はどんな感じですか？

坂井仁香　まずはダンスの先生に指導していただいて、それをもとにメンバー同士でも確認しあっていきます。それぞれ得意分野を活かして教えあっています。指摘しあうというよりは「〇〇が上手いからマネしてみよう」と高めあっている感じ。「妄想プールデート」に関しては、ばんびの踊り方が動きが大きくて、メリハリがあるんですよね。

藤本ばんび　逆に歌とかは教えてもらっています。音程とか間違えていても気付かないんです。上手くいったかなと思っても、少し違ったりするので（笑）。以前はライブ前、ひよりんに私のパートの歌ってもらった録音を大音量で聴いてました。ひよりんやおはるちゃんが自分と似たようなパートを歌っているので、ふたりに教えてもらうことが多いです。

藤本ばんび

――今年は12月に中野サンプラザでおこなう『ときめき□宣伝部のどきどきクリスマスパーティー2019』が最終目標になりそうですね。

杏ジュリア　去年のクリスマスライブで発表したときはまだ先のことかと思ってましたが、もう夏が終わるなんて信じられないです。この期間に宣伝部員になってくれた方もいるので、自分のスキルも上げつつ大きくなった姿を見せたいです。

吉川ひより　「中野サンプラザを満員にする」という目標を立てて過ごしてきました。ツアーと夏フェスを通して、ロックオンしてきた方たちに中野に来てほしい。現状では満員に届いていないと思いますが、奮闘していきたいです。

――さらに来年は『ときめき 宣伝部 2020年 春のZeppツアー』も決まっていて忙しくなりそうですね。

坂井仁香　これは先日発表されたんですけど「Zeppでは単発のライブもしたことがないのにツアー!?」って正直思いました（笑）。まだ全然想像がつかないんですね。フェスでZepp Nagoyaのステージに立ちましたが、ネットで調べていたイメージ以上に会場が大きくて。あそこが宣伝部員さんで満員になっている光景を思い浮かべるんですけど、それを現実にするためにもっと努力していかなくてはならないと思いました。ファンのみなさん、スタッフのみなさんに恩返しをできるような、格好良いライブをZeppでやりたいです。

藤本ばんび　Zeppツアーって自分の知っているアーティストさんがやっているイメージなので、自分たちはどうなるんだろうというのが正直なところです。でもそれに至るすべては2019年後半の私たち次第で変わっていくと思ってます。

辻野かなみ　そうですね。今年が一番の勝負どころだと思うんですよ。リリースイベントで興味を持っていただいて、メディアにも少しずつ出させていただいて、いろいろな方法でひとりでも多くの方をロックオンしたいです。そして中野サンプラザも必ず満員にする。もっとスキルアップして、来てくれた人を絶対に笑顔にしたいです。ニューシングルを聴いてもらえれば、さらにライブを楽しめると思うので「恋のシェイプアップ□」もよろしくお願いします。

（おわり）