ときめき宣伝部「新しい領域に入った」変革期に感じる成長と新たな魅力とは
INTERVIEW

ときめき宣伝部「新しい領域に入った」変革期に感じる成長と新たな魅力とは


記者:小池直也

撮影:

掲載:19年10月08日

読了時間:約9分

レコーディングはニュアンスに苦戦

吉川ひより

――ちなみに最初の<シェイプアップ!>っていう声は誰の担当なんですか?

吉川ひより あれは私です。思いっきり自分の声すぎて、ファンの方にはバレてました。何パターンか録ったんですけど、ああいう編集になっていました。ちょっと恥ずかしいんですけど、嬉しいなと。

――振付けはキャッチーなものに仕上がっていますね。

藤本ばんび えんどぅ先生というダンスがキレキレな先生にはじめて振りを入れてもらいました。先生からは「本当にジムで筋トレをしているようにやってほしい」と指導があったので、笑顔とかはあまりないですね(笑)。ガチなので、アイドルっぽいキラキラした感じは良い意味でありません。

杏ジュリア でもマネしやすいものになっているので、みんなで盛り上がれると思います。

吉川ひより 私、この曲をもらう前くらいからジムに通い始めたんです。覚えるためにトレーニングしながら聴いていたんですけど、「歌に言われてる」って思いながら刺激を受けてました。ジムでイヤフォン付けている人みんなに聴いてほしい。

――レコーディングはいかがでしたか。

坂井仁香 アクセントを付けたり、ニュアンスを付けるのが大変でした。今までの曲では出したことのない声を出したりもして難しかったですけど、挑戦するのは楽しかったですね。苦戦したというよりも新しい発見がありました。

辻野かなみ 確かにアクセントは難しかったです。歌詞に丸を付けて意識しながら歌いました。

――カップリング曲の「妄想プールデート」の歌詞は独特ですね。

藤本ばんび 可愛い曲だなと最初に思いました。リズムも夏のプールとか海、タピオカ、浮輪とか情景が浮かびやすかったですね。<ぶたちょき割ったら 中ピーマン>とか面白い歌詞も入っていたり。

杏ジュリア 私も<ほどけたビキニの紐を直して>っていうパートを歌っているんですけど、そんなこと普段言いませんよね(笑)。でも全体的に可愛い曲調になっていて好きです。

杏ジュリア

坂井仁香 色々なメロディが入っています。振付けは<ストロー2本でキミと愛愛ドリンク>に合わせて、ふたりで顔をめっちゃ近づけたり、歌詞をイメージしたお芝居っぽいものになっています。

藤本ばんび サビはシンプルで明るい感じなので覚えやすいと思います。

――「一方通行、恋の罠」は、クールな仕上がりになっています。

吉川ひより 私たちは結構「青春キラキラー」という感じの曲が多いんですけど、この曲からは強気な女の子のイメージですね。

辻野かなみ 大人っぽい曲だと思います。これはレコーディングが本当に大変でした。家で練習したんですけど、録音に苦労しました。音程が細かいんです。

杏ジュリア <妄想通りにはいかないのよ>という歌詞があって「妄想プールデート」と対比しているなと感じました。こちらの曲の方が現実的なことを歌っている気がします。

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