ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~

 三浦春馬と生田絵梨花が共演する、日本初演ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド ~汚れなき瞳~』(2020年3月7日~3月29日、日生劇場)の全キャストが4日、発表された。

 『オペラ座の怪人』や『キャッツ』等数々の傑作を生み出したミュージカル界の大巨匠アンドリュー・ロイド=ウェバーと、ミートローフやセリーヌ・ディオンなどにヒット曲を提供し、ソングライターの殿堂入りも果たしているジム・スタインマンがタッグを組んだ感動作『Whistle Down the Wind』。

 映画化もされた同名小説を原作にした本作はウェストエンドにて1000回を超えるロングランを記録し、劇中歌「No Matter What」は世界18カ国でヒットチャート1位、プラチナディスクを獲得している。

 今回待望の日本の初演では白井 晃を演出に迎え、主演の脱獄犯である「男(ザ・マン)」役にミュージカル『キンキーブーツ』のドラァグクイーン役で第24回 読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞、各メディアで目覚ましい活躍を見せる三浦春馬、そしてヒロインでその「男(ザ・マン)」をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じる無垢な少女・スワロー役に、第44回菊田一夫演劇賞を受賞し、今や日本ミュージカル界では欠かせない存在となった生田絵梨花という今演劇界で最も注目を集める二人の共演が実現。

 さらにスワローの幼馴染で彼女に思いを寄せるエイモス役を平間壮一、東 啓介がダブルキャストで演じ、そしのエイモスのガールフレンド、キャンディ役でミュージカル初挑戦となる鈴木瑛美子、またダブルキャストとして同役にMARIA-E、さらにスワローの父親ブーン役に、実力派ミュージカル俳優の福井晶一という強力なメインキャストが決定している本作。

 そしてこの度子役を含む全キャストと公演詳細が解禁。追加キャストには矢田悠祐、藤田 玲、安崎 求の出演が決定した。その他12名のアンサンブルと、総勢16名の子役キャストが作品を彩る。

■ストーリー

 1959年ルイジアナ。脱獄した一人の「男(ザ・マン)」(三浦春馬)は命からがら、ある納屋に身を潜める。偶然彼を見つけた少女スワロー(生田絵梨花)は、彼をイエス・キリストの生まれ変わりだと信じ、「死んだお母さんにもう一度会いたい」とお願いする。その願いを打ち明けられたザ・マンは、汚れなき瞳を持つスワローに自分の本性を打ち明けることができず、キリストとして過ごすことになる。日々を過ごす中でスワローは次第に彼の正体に気づき始め、2人は男を追う街の人々との騒動に巻き込まれていく・・・

公演情報

<Cast>
男(ザ・マン):三浦春馬
スワロー:生田絵梨花
エイモス:平間壮一/東 啓介(Wキャスト)
キャンディ:鈴木瑛美子/MARIA-E(Wキャスト)
ブーン:福井晶一

矢田悠祐 藤田 玲 安崎 求
高原碧那/谷岡杏春(Wキャスト) 井伊 巧/岡本拓真(Wキャスト)

上野聖太 岡田 誠 加藤潤一 郷本直也 長谷川 開 松村曜生 
柏木奈緒美 多岐川装子 ダンドイ舞莉花 永石千尋 三木麻衣子 吉田華奈 (男女五十音順)

橋本 星/佐藤誠悟 谷口寛介/羽賀凪冴 植松太一/佐田 照 河内奏人/工藤陽介
福井美幸/山本花帆 奈緒美クレール/モーガン ミディー 種村梨白花/成石亜里沙 日髙麻鈴/宍野凛々子

<Staff>
脚本・作曲・オーケストレーション:アンドリュー・ロイド=ウェバー
作詞:ジム・スタインマン 
脚本:パトリシア・ノップ 
オーケストレーション:デヴィッド・カレン
演出:白井 晃
翻訳:浦辺千鶴 訳詞:小林 香 音楽監督:前嶋康明 振付:原田 薫 美術:松井るみ 照明:高見和義 
音響:佐藤日出夫 衣裳:安野ともこ ヘアメイク:川端富生 歌唱指導:安崎 求 演出助手:豊田めぐみ 
舞台監督:北條 孝 宣伝:る・ひまわり
アシスタントプロデューサー:清水光砂 関 詩織 プロデューサー:小嶋麻倫子 小見太佳子

宣伝美術:永瀬祐一 宣伝写真:西村 淳 宣伝ヘアメイク:勇見勝彦(THYMON Inc.)
衣裳協力:AROMATIQUE C A S U C A DAVIDS CLOTHING 日本芸能美術株式会社 suzuki takayuki BEADY クエルポ

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