CrazyBoy from 三代目 J SOUL BROTHERSが8月23日に、移籍第1弾配信シングル「PINK DIAMOND」をリリース。2017年よりELLYが「CRAZYBOY」名義で始動、ラッパーとして最新かつストレートなヒップホップに挑戦し、ヒップホップリスナーからも注目されてきた。仮装都市をモチーフとした「NEOTOKYO」プロジェクトで は、4作のEPとベスト盤『NEOTOKYO FOREVER』をリリースした。移籍に伴い名前の表記とロゴも変え心機一転し、これまでにないほど、自身を見つめ直し細かいところまでこだわったダンスチューンに仕上がった。インタビューでは、「PINK DIAMOND」の制作背景についてや、「世界で魅せられる存在になりたい」と話すCrazyBoyに話を聞いた。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】
これが自分だと言える楽曲
――今までライブ後のアイシングするための氷風呂が苦手だったとお聞きしたのですが、最近は大丈夫になったみたいですね。何かきっかけがあったのでしょうか。
一時期行かなくなってしまったんですけど、久しぶりに行きたくなってサウナに行ったら、そこのサウナがめちゃくちゃ熱くて(笑)。それで水風呂があったので「これは入ってみるしかない」と。そうしたらすごく気持ちよくて。水風呂や氷風呂も好きになりましたし、サウナももっと好きになったんです。自分でも驚いています(笑)。
――変化が起きた中で、移籍第1弾シングル「PINK DIAMOND」が完成しました。お名前の表記も小文字を入れてリニューアルされましたが、これはなぜですか。
前からロゴや表記は変えたいなと考えていました。その中で「小文字も良いよね」と話していて、そうすると画数がスーパースターの画数なんですよ。元々する予定ではあったんですけど、思わぬ副産物もつきました。たまたまなんですけど、すごく良い名前になったなと思いますし、心機一転初めてのシングルということもあり、これが自分だと言える曲が出せるというのはすごく嬉しいです。
――令和元年に良いタイミングで色んな事が重なるというのは何かありますね。スーパースターの画数ということで、もうこれは世界に羽ばたくしかないなと。
はは(笑)。この間もLAでライブをやったんですけど、その時にオーディエンスがすごく盛り上がってくれて、終わった後の関係者の方々の反応もすごく良かったんです。その状況は僕も含めて誰もイメージ出来ていなかったと思います。日本語が入っている曲なのに、LAでもこんなに盛り上がってくれる、サウンドが伝わったんだと嬉しかったです。
――CrazyBoyさんのサウンドは海外でも勝負出来ると感じました。今作ももちろんですが、過去にリリースされた「LOCO (feat.THE BACKCOURT)」もクールです。
ありがとうございます。「LOCO (feat.THE BACKCOURT)」はLAでも人気があった曲です。日本のトップシーンではあまり聴かないサウンドだとは思うんです。洋楽だけど日本語もあって、英語にも日本語にも聴こえないような独特なものですけど、それを好きになってもらえたのはすごく嬉しいです。