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BS朝日『ベストヒットUSA』の4月12日放送回では、「ダーティ・ワーク」の大ヒットで日本でもブレイクしたオースティン・マホーンが「スター・オブ・ザ・ウィーク」のゲストとして登場。現在23歳となったポップスターの華麗な成長ぶりが伺えた。普段の音楽の楽しみ方や新曲「Why Don’t We」について語った、小林克也との対談を一問一答形式で以下に紹介する。
ヒットチャートはあまり意識しない。でも新しいサウンドには挑戦していく
――待望の新曲「Why Don’t We」について教えて!
「Why Don’t We」は、僕が女の子に“わかり合って楽しもうよ”って言っている曲なんだ。“リラックスして心配しているような事は全部忘れよう。全て忘れて今を楽しもう”とね。サウンドは90年代のニュー・ジャック・スウィングっぽい感じだよ。曲が始まった瞬間、グッとくる。僕にとってはそれが一番大事なんだ。自分が踊りたいと思えるような曲なら、間違いないと思ってる。(ニュー・ジャック・スウィングは)確かに僕が生まれる前くらいのサウンドだから新鮮に感じたよ。でも今となっては、今後も使いたいと思っているくらいさ。
――プロデューサーはチャーリー・プースですね。彼を迎えた経緯とは?
僕がオファーしたんだ。チャーリーはすぐに快諾してくれたよ。既に1年前には完成している曲だったんだ。でも経緯なんて気にしないよ。とにかく良い曲だからね。
――最新のヒットチャートは普段から意識してる? 気になっているミュージシャンは?
正直言うと、チャートはあまり意識していないんだ。だけど、才能溢れるニューカマーがたくさん出てきているんだろうね。そのあたりは気になるね。
――最近よく聴いているのは何?
1人の時によく聴くのは… やっぱりR&Bかな。だいたいApple MusicでR&BのAリストを聴くんだ。もう少しマメに更新されるといいんだけど。でもヒップホップやカントリー、ジャズも大好きで、全部聴くよ。だから最新の音楽は、プレイリストに上がってきているものは、聴いているってことだね。
ただ(さっきも言った通り)これからくる大型新人みたいなのには詳しくない。ほんとはもっとリサーチするべきなんだけどね。
――去年、一番聴いたアルバムって何? そもそもアルバム単位で聴く方ですか?それとも気になった曲をランダムに聴く方?
新しいアルバムが出たら、絶対にアルバムで聴くね。1曲目から最後の曲までを通してね。そのあとは他の曲を飛ばして、一番好きな曲を聴いたりするんだ。今、好きなアルバムはフューチャーの新作(『The Wizrd』)。それからドリームの新作(『Menage a Trois: Sextape Vol.1,2,3』)もお気に入りなんだ。それと…ブルーノ・マーズの「ドゥー・ワップス&フーリガンズ」は大好きだよ。本当に名盤だよ。
――今後トライしてみたいサウンドはありますか?
今後トライしてみたいのは、R&Bとハウス、そしてカントリーを融合したような音楽なんだよね。前回、(17歳で番組に初登場した時)アコースティックのパフォーマンスをしたよね。確か「Say You Are Just A Friend」をやった。そうだよね? あんな感じで、アコースティックの曲は今後もたくさん演るつもりでいるよ。僕にとっていいクールダウンになるから、アルバムの合間や、シングルの合間に、アコースティックの曲をちょいちょい発表したいね。だって僕の曲の多くは、アップテンポでハイパーで踊れるやつだからさ。でもシンプルにギターだけで歌うのはいつだって鉄板だよね!
――今年掲げている目標は何?
今年の大きな目標はアルバムを出すこと! まだハッキリいつ、とは言えないけれど、今年の終わりくらいになると思う。とても楽しみにしているし、今一所懸命取り組んでるよ。次のアルバムはディスコの影響が大きいんだ。ファンクやR&Bの影響もあるね。とにかく、いろんなジャンルのマッシュ・アップになると思うんだ。アップテンポな曲が多いし、ファンキーなダンスアルバムになるはず。楽しみだよ。
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