鈴木愛理「自分らしさを忘れずに」卒業生エール、“妹”VTuber初顔出しも
鈴木愛理
鈴木愛理が11日、東京・新木場STUDIO COASTでおこなわれた、ライブイベント『#卒おめ!2019』に出演。6曲を披露するとともに、会場に訪れたこの春卒業を迎える高校生、大学生らに対し自身がハロー!プロジェクトを卒業した経験を振り返りながら「自信をもって、自分らしさを忘れずに」とエールを送り、新生活への門出を祝った。
鈴木のステージの前には、VTuberの富士葵、YuNiという2人のアイドルが登場、さらにラスト曲で“スズキアイ”という鈴木の妹であるというキャラクターが登場、会場を大いに盛り上がらせた。
そして続いて足元を深く露出したセクシーなファッションで登場した鈴木。この日はダンサーとともに「DISTANCE」でステージをスタート、キレキレのダンスと歌で、一気に会場を圧倒していく。そして激しくなっていくリズムに観衆も興奮を覚え、掛け声やペンライトを振る手がにわかに目立ち始める。
一方で、卒業というテーマに関して鈴木は、自身がハロー!プロジェクトを卒業し、昨年6月よりソロとしての活動をスタートさせた経験を踏まえ「寂しいこと、一人になる不安があるけど、再出発してみると、卒業して初めて見える景色、新しい道を歩むことになって気づくことを、今すごく思っています。だから卒業するまでにできた絆や、悲しかったことや苦しかったことともに、明るい未来を進んでもらいたいと思います。自信をもって、自分らしさを忘れずに」と卒業生へのエールを語る。
そして少ししんみりした雰囲気を吹き飛ばすように「今、花粉症とか大丈夫ですか? みなさん! こんなのに負けてる場合じゃないの! それを吹き飛ばすライブをしていければ」と改めてこのステージへの意気込みをコメントした。
曲は「DISTANCE」より「TRICK」「Good Night」とアクティブなダンスナンバーを続け、会場を揺らした後には「STORY」「初恋サイダー」と、ロックナンバーにつなげ、フロア中央に設置されたお立ち台で観衆へのアピールもおこない、さらに熱気にまみれたステージを展開。ラストは改めて卒業生たちへのエールとも見える「Start again」にてステージを締めくくった。
またステージ後のMCとのトークでは、スズキアイについての話に言及。「16年間、これまで活動してきた中で、今日初めて顔を出したという。あの子は妹なので、今後も出合うことがあれば可愛がってもらいたいと…似てません?」などとコメント、会場を沸かせる一方で「ソロになってこういったイベントに出るのは初めてだったので、楽しかった」とステージの感想を述べた。
『#卒おめ 2019』は「未来を明るくするために、一人でも多くの学生に特別な体験を!」という思いより、卒業と未来への旅立ちをテーマとしておこなわれる音楽イベント。MCは、オリエンタルラジオと北乃きい。井上苑子、ビッケブランカ、Kajisac house、鈴木愛理、9nine、RADIO FISH、川嶋あいなど豪華10組のアーティストがライブパフォーマンスを実施。さらにゲストとして女優の井桁弘恵、伊原六花や、故・ぼくのりりっくのぼうよみ、SKY-HIらがゲストとして登場した。【取材・撮影=桂 伸也】
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