岡崎紗絵

 活動のモチベーションに繋がる音楽を聞く連載「私のモチベ曲」。今回は、映画『はじまりの日』に出演の岡崎紗絵。モントリオール映画祭で最優秀ドキュメンタリーを受賞した『健さん』などで知られる日比遊一監督による最新作。かつて一世を風靡したロックスターと未来の歌姫による世代を超えた勇気と希望が描かれる。岡崎は、ある女(遥海)の可能性を信じたアシスタント望月を演じる。岡崎と言えば幅広い演技力が定評でドラマに映画に引っ張りだこ。そんな彼女がよく聴いているのは友人でもある鈴木愛理の曲。なかでも「最強の推し!」はどんよりした気持ちを蹴散らしてくれるモチベ曲だ。

 岡崎紗絵「愛理さんとは仲が良くて、よく聴いています。推しに捧げるパワーというものが歌詞に出ていて聴いていて楽しいです。アップテンポで、気持ちが下がった時に聴くと、それら全てを蹴散らしてくれるような元気をもらっている歌です。癒される曲では愛理さんがBlue Vintageさんと一緒に歌った『Apple Pie』という曲がすごく好きです」

記者)『最強の推し!』にちなんで…岡崎さんの推しは?

 岡崎紗絵「動物のお食事シーンを推してます(照れる)。推しって言うのかな?(笑)。本当に癒されるんです。それを合間に見ていたり、ウサギちゃんがにんじんをバリボリ食べているところを見るのが、最高に癒されて、最高の推しです!」

記者)「最強の推し!」を聴きながら動物の食事シーンを見ると効果倍増?

 岡崎紗絵「あはは!そうですね!それはもうすごい効果だと思います!効果倍増で。ぜひ試して、目と耳で癒されて頂きたいです!」

作品情報

▽STORY
 かつてロックスターとして一世を風靡した「男」(中村耕一)。ある事件がきっかけで、音楽を封印し、ビルの清掃会社で働きながら質素に暮らしている。仕事場とアパートを往復し、生きる意味を問う事すらしない男の日々。かつて男のファンだった同僚の寺田(山口智充)が唯一心ゆるせる相手だ。男の隣人は会社の同僚の「女」(遥海)だった。夜な夜な女と母親(高岡早紀)の激しいやり取りが男の部屋に響き渡ってくる。ある日、公園で一人口ずさむ女の歌声に大きく心を揺さぶられる男。それをきっかけに男の日々は、ゆっくりと動き出す。男は、女の才能を確信し、昔の同僚である音楽プロデューサーの矢吹(竹中直人)にその歌を聴くよう頭を下げる。矢吹に断られながらも通い詰める男。女の可能性を信じたアシスタント望月(岡崎紗絵)のサポートもあり、女は次第にチャンスを掴んでいく。そして男もまた自分の歌が、
他人の心に灯をともすことに気づかされる出来事が…

▽キャスト
中村耕一 遥海
高岡早紀 山口智充 岡崎紗絵 羽場裕一/尚玄 鈴木美羽 穴倉秀磨
秋野暢子 麿赤兒/竹中直人

▽スタッフ
監督・脚本・プロデュース:日比遊一 プロデューサー:増田悟司 右近和紗 岡村徹也
アソシエイトプロデューサー:フランク・デ・ルーカ 加藤 剛嗣
ラインプロデューサー:大藏 穣
劇中歌プロデュース:Mayu Wakisaka (ソニー・ミュージックパブリッシング)>
撮影:山崎 裕 照明:尾下栄治 録音:森 英司 サウンドデザイン:石井和之 整音・ミキサー:小林 喬 美術:高山
仁 スタイリスト:渡辺彩乃
ダンサー衣裳デザイナー:ニムラチハル ヘアメイク:遠藤一明
編集:堀 善介 陳 詩婷
特別協賛:株式会社三清社/偕行会グループ/タケウチビユーテー株式会社/株式会社インフォファーム
協力:愛知県/名古屋市
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
製作プロダクション:ジジックス・スタジオ 2024/日本/カラー/107 分/PG12
公式サイト:hajimarinohi.jp ©ジジックス・スタジオ

記事タグ