挑戦だった「lolli-lolli」
――この曲が卒業式などで歌ってもらえたら嬉しいですよね。さて、もう一曲は「lolli-lolli」です。メンバー全員がRAPをしたのは初めてなんですよね?
moca lolではこういう曲調は初めてだったので、新しい挑戦でした。
佐藤友祐 今回のシングルはチャレンジしようというのが、テーマにありました。
小見山直人 ずっとやってみたいと思っていた曲調です。めちゃくちゃテンションも上がりました。聴いて欲しいしパフォーマンスにも期待して欲しい一曲に仕上がりました。結構激しく踊るので。
honoka ここまでヒップホップ要素が強い曲は今までなかったんです。誘惑する感じの歌詞なので、“ちょいワル”感を出せるのかなというのがありました。あと日本語が多かったので難しい部分もあったんですけど、CREAMのStaxx Tさんに指導して頂いたので、レコーディングはすごくやり易かったです。
――ご自身のスキルアップにも繋がって。
honoka めちゃくちゃ繋がりました。みんなもすごく時間をかけて、録ったのですごく良い経験になりました。
hibiki 歌というよりも声の出し方、日本語の転がし方、大人っぽさやセクシーさを上手く出せるようにStaxx Tさんと相談しながら頑張りました。
佐藤友祐 ヒップホップのダークな部分をどれだけ出せるかというのを、自分は課題にしてました。自分の色がなくなってくるので、染まりすぎても良くないので、僕は3~4時間ぐらい掛けて録りました。サビの部分でフロウな感じになるんですけど、ラップとのバランスは意識しました。
――歌詞にも<ちょっぴりワルな感じがたまんないの□ >(□は白抜きハートマーク)とありますけど、ちょいワルな感じの人に惹かれる部分もありますか。
honoka ワルの種類にもよります。店員さんに横柄な態度をとる人はダメです(笑)。私の場合は普段悪いのに実は優しい人に惹かれるかも知れません。可愛かったり犬をヨシヨシしていたり。
hibiki 私は見た目が可愛らしいのに、実は男らしいという人に惹かれます。
――人それぞれですね(笑)。このタイトルにはどのような想いが入っているのですか。
佐藤友祐 ロリポップという棒付きキャンデーがあるんですけど、それとlolを掛けています。
――サウンドと反してタイトル可愛いですよね。さて、2019年最初の音源となりますが、今年はどんな1年にしたいですか。
小見山直人 「サヨナラの季節」と「lolli-lolli」だけでも、違う一面を出せたと思っています。lolにはこういう曲もあるんだ、こういう一面もあるんだというのを知ってもらって好きになってもらえたら嬉しいです。ライブを沢山の人に観てもらえる年にしたいです。
佐藤友祐 昨年、「trigger 」という曲をリリースさせて頂いて、良い反響を得れたので、ここからどんどん新曲も出して行けたらと思います。
hibiki 平坦な1年にはしたくないなと思っています。色んなことに挑戦して、後から振り返った時に今年を超えられるような1年にしたいと思える年にしたいです。
(おわり)