lol「平坦な1年にはしたくない」挑戦が詰まった2曲で見せるこれから
INTERVIEW

lol「平坦な1年にはしたくない」挑戦が詰まった2曲で見せるこれから


記者:村上順一

撮影:

掲載:19年03月19日

読了時間:約11分

 男女混成ダンス&ヴォーカルグループのlol -エルオーエル-が3月20日、9th Single「サヨナラの季節 / lolli-lolli」をリリースする。2014年に佐藤友祐、小見山直人、hibiki、honoka、mocaの5人で結成された。2015年8月にシングル「fire!」でデビュー。同曲は『第57回 輝く! 日本レコード大賞 新人賞』を受賞。10代、20代の若者を中心に人気を博している。新曲は「別れ」と「卒業」の季節でもある3月にふさわしく「さよなら」と「これから」を歌ったバラード。さらに、初となるメンバー全員がRAPに挑戦した、CREAMのStaxx Tが作詞担当のパーティーチューンの両A面シングル。挑戦が詰まった今作の制作背景と、曲にちなみ、メンバーそれぞれの別れのエピソードなどを聞いた。【取材=村上順一/撮影=冨田味我】

よりチーム力が高まっているのを感じる

――結成から4年が過ぎましたが、メンバー皆さんどんどん絆も深まっている感覚もありますか。

小見山直人 長い時間一緒にいるので、ライブなどでよりチーム力が高まっているのを感じます。もう、メンバーとは自然体ですよね。

小見山直人

moca ツアーとなると毎日、そのライブを作るためにリハーサルを重ねていくんですけど、その中でみんなとより良くするために話し合うので、毎回絆は深まっているなと感じました。昨年はすごく充実した1年になりました。

moca

――家族みたいな感じですね。昨年から今年の1月6日までツアーもおこなっていましたが終わってみて、いかがですか。

honoka 今までツアーは年に1回という感じだったんですけど、昨年はツアーを2種類やらせていただいたので、ライブ三昧の1年でした。1月にツアーが終わって、だいぶ落ち着きました。やっぱりツアー中は日々の生活の中でも色々考えてしまうので。今は今作の事に集中して活動させていただいています。

honoka

小見山直人 前半のツアー『lol LIVE TOUR 2018 SCREAM』はライブを観せるという感じで、『lol festival 2018 -平成最後のスクールライフ…(笑)-』は演技を取り入れたステージで、お客さんとの新たな楽しみ方も学べたので、ライブを通して楽しめるというのは素敵だなと改めて実感出来る年でした。

――そのツアーを経て、今作「サヨナラの季節 / lolli-lolli」のリリースイベントも既に始まっていますが、手応えはいかがですか。

hibiki リリイベでは握手会もあって、ファンの子から「歌詞の世界観に惹かれました」など良い反応をもらっています。先日は屋外でパフォーマンスさせていただいた時は、外というシチュエーションが個人的に感情移入しやすくて、する側もすごく切ない気持ちになるんですけど、「前向きに進んで行こうね」ということをファンのみんなに伝えていけたらと思いながら回っています。

hibiki

――佐藤さんは「サヨナラの季節」のMVでピアノを弾かれていますね。今後はライブでも弾いてみたりも?

佐藤友祐 今のところは予定はないんですけど、いずれ披露出来たらなと思っています。今回はMVの中だけでの演奏で、短期間で準備したものだったのですが、基礎からしっかりやって、これから形にしていきたいです。

佐藤友祐

――ピアノをやってみていかがでした?

佐藤友祐 楽しかったです。普段、頑張るということをしないので(笑)。いつもは何かやってもすぐ飽きちゃって、最近はゲームがマイブームなんですけど、ゲームをやってからまた戻ってみたいな。僕の場合は無心でやるより、そっちの方が効率が良いんです。

honoka 友祐はめっちゃ器用ですね。何でも出来てしまうところがあります。

hibiki でも、なかなか長続きしないから(笑)。

――ダンスと歌がこうやって続いているのは奇跡?

佐藤友祐 奇跡なんですけど、プロとしてやっていて、ダンスと歌は他のこととはまた比重が違うので大丈夫です(笑)。

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